カテゴリー「映画(海外)」の51件の記事

2009年7月30日 (木)

キアヌ・リーブス『地球が静止する日』

ある日、ブルース・ウィリスも間に合わない勢いで地球に急接近する謎の物体が発見される。

わんさか科学者が集められるものの、あまりに急すぎたもので何も出来ず、あえなく衝突、かと思ったらその物体、減速してセントラル・パークに着陸しちゃうんです。

そして中から出てきたキアヌ・リーブス激似の宇宙人が言う、

「地球を救いに来た」

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てな具合で始まりまして。

その後すったもんだありまして。

「人類っていうか、地球。ち・きゅ・う・を救いに来たっつったの俺は」

っていう展開になるんですね。

つまり昔よくあった、人類に対する警鐘モノ。

『フィフス・エレメント』みたいな論理ですね。

そんな展開もそうですが、やたら造形の甘いロボットが出てきたり、古臭いなーと思ってたらやっぱり1951年制作映画のリメイクだそうです。

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とはいえ、もとが良い物はやっぱり良い。

久々にちゃんとしたSF観た気分です。

が、

まあ、やっぱ、アレなんですよ。

人類っつーか、アメリカ人なんですよ。

宇宙人ていうだけで侵略だ、敵だとか言ってすぐ攻撃しようとするし。

これ着陸したのが日本だったらこんな事にはなんなかったんじゃないかと。

敵かな? 味方かな? って国会でワイワイやったり、首相がアメリカとも協議してしかるべき対応を取るとか取らないとか、善処しますとか最大限の努力をとか遺憾に思ってどーのこーのとか曖昧なこと言って逃げてるうちに、宇宙人が笑っていいともとかビストロとか出たりして、

「地球の食事サイコウ!!」

とか言っちゃったりして、なんだかんだで丸く収まっちゃっうんじゃないのかなと。

というわけで宇宙から来られる方、

ぜひ日本へ。

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2009年7月15日 (水)

ソン・ガンホ『グエムル』

ソン・ガンホ!!

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唯一好きな韓流スターです。

ふつーの顔が良いんですよね。

それでいて芝居の幅は物凄く広い。

韓国が世界に誇るべき役者はこの人を置いて他におりません。

もっと評価されて欲しいです。

日本のCMとか出て欲しいです。

ニヤケ面がムカついて眼鏡市場でメガネ買えないんですよ。

「ヨン様モデルかよ!」

とか言われたら外出れませんよ。

まあ、ソン・ガンホはメガネじゃないんで頗る関係ないですが。

『グエムル』の話をしましょう。

怪獣もののパニックムービーには違いないんですが、パニックだけで終わるわけでもなく、子供向けというわけでもなく、随所に笑えるところを入れたりしてくれているのがまさに韓国クオリティ。

クドカンとか小劇団系の作品に近いというか、アニメっぽいと言えばアニメっぽいつくりでした。

序盤、頭良さそうな姉ちゃんがアーチェリーやってるんで、ランボー的な決着になるのは読めましたが、その姉ちゃんが意外に天然だったり、ランボーチャンスを悉くフイにして引っ張ってくのがもう、読めてるだけに期待を高められてしまってたまりませんでした。

物凄く上手いつくりです。

その姉ちゃん、身内を亡くして家族と一緒に身をよじって泣くという、韓国人らしいシーンがあるんですが、小豆ジャージだったもんでちょっとパンツ見えそうになっちゃって、

それを一緒に身をよじって泣いていたお父さんがさり気なく直すんです。

一番笑いましたね。

これをきっかけに入り込むことが出来ました。

それも計算だったとしたら、韓国映画界は空恐ろしい。

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2009年7月10日 (金)

ヒラリー・スワンク他『11:14』

パラレルに展開する物語が最終的にひとつに集約するという、ちょくちょくあるプロット遊びみたいな作品です。

この手では『マグノリア』なんかが有名ですが、シュール過ぎて難解な感も否めなかった『マグノリア』に比べて、こちらは脚本家陣が腕試しにか、純粋に遊びで作ったんじゃないかと思えるぐらい遊び心満載でした。

11時14分、アメ人が大好きないきなり人が轢かれるパターンで始まるんですが、同じ頃、

やたらとボロい車が大好きなオッサンは犬の散歩中、顔の潰れた死体を発見する。

そのオッサンのビッチな娘は親父から借りた車がストップしてしまい、自ら彼氏の車とブースターケーブルを繋ぎエンジンをかけるという、ティーンエイジャーらしからぬ荒技に忙しかった。

そのビッチな娘の彼氏は妊娠した彼女の中絶費用のため、知り合いが働く店に物凄く優しい強盗を働いており、

その直前、店に入ってきた悪ガキ3人組は数分後に友達のちぎれたちんぽを握って救急隊員から逃げるという、人生最高にシュールな展開に追い込まれてしまう。

訳がわからないようで、案外わかりやすい話です。

ただ革新的な結末は期待しないほうがいいでしょう。

そういうことがありましたって感じです。

思うのは、タイムスリップものもそうなんですが、こういう話で伏線の張り方ってもんを学ぶんだろうかと。

どれが伏線なのかは大体わかるんですが、どう繋がるかは予想できない。それらが最期に実に気持ちよく繋がっていくという。

バレバレの伏線張り巡らしてる日本のドラマ作家達に見習って頂きたい。

まあ一度ご覧あれ。

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CSのFOXムービーでやってました。

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2009年5月23日 (土)

パク・チャヌク監督『オールド・ボーイ』

世界的にすごい評判になったのに、それに調子に乗ったある韓国メディアが、

「この原作の良さに気付けなかった日本は恥を知るべし」的なことを抜かしやがったので、

なんか腹立って観てなかったんですが、

チッキショウ、超面白かった。

そりゃ原作も良かったんだろうけども、これはやっぱ韓国側映画人達の手柄ですよ。

決してマスコミの手柄ではありませんがね。

とにかく芝居も撮り方もノワールらしいノワールで、もうなんか敵の方も渋いからそっちにも感情移入しちゃって、親玉も実に憎たらしいヤツなんだけれども憎みきれない所があったりなんかして、いや本当そういう所がこの手の映画では大事ですよ。

原作からの変更点も、こっちの方が良かったんじゃないのと思えるくらいですよ。

原作読んでませんけど。

しかし韓国映画はどうしてこう、ドラマとの差がかけ離れてるのか。

まったく別の業界になってるんですかね。

アメリカだとドラマも映画並のクオリティだったりしますが、

日本は映画がドラマ並だったりするから情けない。

↓はDVDのリンクがなかったのでかわりに。

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同じ監督の復讐三部作だそうです。

ところでまたハリウッドがリメイクするそうで。

スピルバーグとウィル・スミスだそうです。

意外と良くなりそうな気もしなくはないんですが、

必要はないと思います。

オールドボーイ―ルーズ戦記 (1) (Action comics) Book オールドボーイ―ルーズ戦記 (1) (Action comics)

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2009年3月23日 (月)

ジョン・キューザック『ニューオーリンズ・トライアル』

犬似のあの人。

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販売元:ジェネオン エンタテインメント
発売日:2004/07/23
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銃乱射事件で巻き添え食って死んだ旦那の未亡人が理想化肌の弁護士を雇い、銃器メーカーを訴える法廷劇。

対するメーカー側は裏工作のプロを雇うが、そのフィクサーと弁護士双方に「評決売ります」と書かれた手紙が開廷早々届けられる。

フィクサーの先を越して意のままに陪審員を操るその男は何者なのか――

といった感じの大変面白い話なんですが、決して「実話をもとに~」とかそういうアレではありません。

原作ではタバコ訴訟だったそうです。

銃訴訟におきかえたのは慧眼だったと思いますが、当然出てくる銃器メーカーはフィクションなわけで。

乱射事件に使われたのも「パフォーマ990」という架空の銃なわけで。

バカ長いマガジンをつけたセミオートピストルなんですがね。

これがもう、カッコ悪くって。

しかも売り文句は「指紋がつかないタイプもあります」

そら訴えられるだろと。

法廷トリックや社会性の強いテーマが良かっただけに、この辺もうちょいちゃんとして欲しかった。

あるいは協力を拒んだ銃器メーカーに対する皮肉だったのかも知れませんが。

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2009年2月21日 (土)

クリストファー・ノーラン『ダークナイト』

この監督、天才。

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発売日:2008/12/10
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いいやああ、超面白かった。

ああ、きれいにまとまったと思った瞬間、また二転三転して、観客の予想を裏切りまくってくれるのです。

今、監督目指してる人とか現役の監督・演出家はこれ観て諦めた方がいいんじゃないでしょうか。

当のノーラン監督は『HEAT』を参考にしたとかで、そらやっぱり、って感じなんですが、真似して真似出来るというのもスゴイ。

各メディアで大絶賛のヒース・レジャーも最高の出来だし。

あんな「奥歯抜けたて」みたいに、舌なめずりしながら喋ればワタシのような神経質な人間はイライラ来るものですが、なぜかそのピチャピチャが心地よく恐怖に聞こえるのです。

『ロック・ユー』のアイドル俳優にこんな芝居が出来るのだからハリウッドの底力は計り知れない。

このジョーカーはたぶん続編にも出る予定だったろうと思いますが、当の本人が死んじゃったからなあ、どうなるのかなあ……

今までのシリーズから言っても、ジョーカーがいるかいないかで作品の出来が段違いなのでね。

もはやジャック・ニコルソンの一作目と今作以外、印象に残ってるのはないくらいです。

あのジョーカーを超えてきたというのに、死んじゃうんだもんなあ……

最後に一点、難を言えばヒロイン役があんま可愛くありませんでした。

前作のナントカさんが何かあって降りて、この人になったそうなんですが、ブルース・ウェインが命懸けで守ろうとするには、もうちょい若いか美人であってくれないと。

なんか「よくね?」って思っちゃったんで。

ちなみに前作のナントカさんは前作の演技でラジー賞にノミネートされてしまったようなので、どっちにしてもって感じはするんですがね。

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2009年2月14日 (土)

スタローン『ランボー 最後の戦場』

ついこの間『フューチャーウェポン』でデザートイーグル用の.50AEを連射できるM4というのが出てて、アメリカ人らしいなあと思ってたんですが、これを観たらそういうの作る気は起きなくなるんじゃないかと。

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発売日:2009/02/04
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今現在起きている戦争の残酷さをちゃんと描きたいとかなんとかで、いやそらもう、えらい凄惨な映像になってるんですわ。

特に50口径のライフルと機関銃を撃ちまくってるんで、当たった方々は腕が飛ぶやら頭が飛ぶやら、ナイフ使えば腸がびろびろびろびろびろーって。

ランボーをヒーローにしたくないってのもあったらしいんですがね。

そういうなんか、男の子が憧れそうにない戦争を描いたという意味でこれは革新的だったと思うのですが、

後半のランボーはずっと機関銃撃ちまくってるだけだし、本気出すまではさんざん苛められて我慢してるとか、本気出すときはハチマキ締めるとか、結局一人で戦うとか、ここぞというときに弓矢とか、そういうのがなくて。

いや弓矢もハチマキも出てきますが、構成としてパターンを踏襲していないのですよ。

それをやっても『ダイハード4』みたいになっちゃったとは思うのだけれども、本気出すまではもうちょっと引っ張っても良かったんじゃないかなと。

殺人の描写が残酷で印象的なだけに、ランボーが本気出してからもなんかメリハリがないんですよね。

それも狙いだったのかなあ。

やっぱ監督だけはスタローンじゃなく、マイケル・マンで撮って欲しかった。

でもそれ言ったら、なんでもありか。

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2009年1月30日 (金)

スタローン『コップランド』

1997年あたりの作品で、スタローンが脱アクションスターを目指した意欲作。

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昔観たんですが、あんま印象に残ってなくて、どんなんだっけなあと思い出しながら観てた訳ですが、

レイ・リオッタにハーヴェイ・カイテルにデ・ニーロさんまで出てきちゃって、こんな豪華だったのかとびっくりしました。

そんな名優・怪優達に混じって、スタローンも意外と負けてないし。

元々がいい作品だったんでしょうが、スタローン見直しましたね。

この、ちょい前までスタローンとシュワどっちが上かみたいなことをメディアに煽られる形でごちゃごちゃやってた時が本人達は不本意だったらしいんですが、ハリウッドアクションとしてはドル箱時代だった訳で。

そんな時代を懐かしむような『ランボー』『ロッキー』の最新作なんて興味なかったんだけれどもコレ観てからまあでも『ランボー』ぐらいは観とこうかぐらいに思いつつ、寧ろウキウキしながらビデオ屋行ったら、

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販売元:ポニーキャニオン
発売日:2009/02/04
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まだ出てなかったんだこれが。

ギリで。

もう出てるだろいやまだかなという感じもありつつ、

やっぱギリで。

ならもう知らねーよ。

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2009年1月14日 (水)

ジョージ・クルーニー『フィクサー』

いやあ、すげえ。

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発売日:2008/09/26
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アホみたいな映画もやりつつ、こういうちゃんとした映画も出来るってトコが素晴らしいですね、このミスター・ロマンスグレイは。

物語はよくあるって言えばよくある、大企業が隠す公害問題を弁護士達がどうのこうのってヤツなんですが、それをこういう撮り方するとは。

状況を説明するのによく使われるシーケンスというかパターンみたいなものが全然ありません。

だから解りにくい。

解りにくいから一生懸命考えて、ここはあそこと繋がるのか、じゃアレはコレの伏線だったかとかやってる内に引き込まれます。

ガチャガチャした映像効果がないから尚更。

そういう所抜群に上手いですねこの監督は。

あと黒幕の人間性をちゃんと描いてるのも良かった。

大抵、金の亡者とかベールに包まれたまま終わるとかでお茶を濁しがちで、しかもそういうのにこっちが慣れてるんで新鮮でした。

人によっては早いうちに脱落してしまいそうですが、確実に良い映画なんで頑張って考えながら観てみましょう。

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ジャッキー・チェンとジェット・リー『ドラゴン・キングダム』

へタレの白人少年がひょんなことから伝説の如意棒を手に入れて、古代中国っぽい不思議世界に迷い込む。

そこで出会ったジャッキーやらジェット・リーやらが突然英語喋りだして、如意棒を孫悟空に返してジェイド将軍を倒すのだー、とか言い出してへタレ少年も修行して強くなったりするわけですが……っつかカンフー覚える前に、オマエが中国語覚えるべきなんじゃないのか?

つかジェイド将軍て。

将軍だけアメリカ人なのかと思いましたよ。

そんなこんなで雰囲気ぶち壊す要素だけがやたらにふんだんで、特に面白い部分は何もなかったんですが、まあ、終わり方だけはツボを心得たまとめ方だったかなあ、とは思うものの、よく考えたら、

んー、要するに夢オチ?

そんな映画でした。

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2009年1月 8日 (木)

マイケル・マン『HEAT』

を、何度も観たけどもっかい観てみたの巻。

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これは『アンビリバボー』かなんかでもやってた所謂「ノースハリウッド銃撃戦」の映画化なんだと思ってたんですが、逆だったみたいです。

映画はマイケル・マン自身の初期作のセルフリメイクにあたるそうで、事件が起こったのはコレの公開後。

しかも犯人の家のビデオデッキに入れっぱになってたことから、映画の影響じゃないかとかなんとか言われたんだそうな。

その事件の映画化版もやっぱりあるそうで、『44ミニッツ』とか『S.W.A.T』とかがそれにあたるんだそうな。

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言われてみれば『SWAT』にもそんなシーンあったなあ、と思い出す次第ですが、『HEAT』と比べると雲泥の差でしょう。

『44ミニッツ』の方は観たことないし。

ところでワタシは一度観た映画とか読んだ本とか観直したり読み返したりすることは滅多にないんですが、改めて観てみるとそれはそれで新しい発見があったりして面白いものです。

今回注目したのはパチーノの嫁。

デミ・ムーアみたいな筋肉質の姉ちゃんですが、これがもうビッチで。

悲惨な事件のことなんか話したくもないパチーノのことなど一切思いやらず、

「分かち合いたいの」

とか手前勝手なこと抜かした上、それが私の愛なのよあなたは私に何を与えてくれたのよ的な、愛の概念てそんなだっけってこっちの認識を疑ってしまうようなこと堂々と言うし。

娘がいない隙にオッサン連れ込んでファックして、パチーノにもう終わりよ的なことを言い放って、母親としては最低なことしたくせに、娘が自殺未遂すると、

「わからないわ! どうしてこんなことに」とか言って泣き崩れる。

ってオイ!

オマエだろ! 十中八九オマエのビッチぶりのせいだろ!

パチーノ悪くないよ。一生懸命仕事してるよ。帰りが遅いぐらい大抵のお父さんそうだよ。

とか突っ込みながら楽しく観てたわけです。

もう一つ、

この映画は銃器のチョイスがやたら渋くて、中でもデニーロが持ってる白グリップのコマンダーが一番カッコイイなとか思ってたんですが、これ持ってたのはパチーノの方でした。

どっちにしろ似合うから良いんですが。

白グリップのガバといえば思い出すのは『コブラ』でスタローンが持ってたコブラの画入りのヤツ。

あれこそ世界一カッコイイわと思うんですが、最近知ったところによると、ガバはガバでも9mmのゴールドカップだったそうな。

ちなみに観賞用として日本でも手に入る白いパールグリップは実銃に使って何十発か撃つと割れることが多いんだそうな。

割れない白グリップはプラスチックとか何とかファイバーとか白く塗った木だったりするらしいんですが、コブラとパチーノは結局どういう素材のものだったんだろうとそればかり気になっています。

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2008年9月26日 (金)

ロマン・ポランスキー『オリバー・ツイスト』

アフィリエイト探してもなぜか別のDVDばっか出てくるんで、変だなと思ったら、

『オスカー・ワイルド』っていれてた。

オリバー・ツイスト DVD オリバー・ツイスト

販売元:ポニーキャニオン
発売日:2006/06/30
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オリバー・ツイスト〈上〉 (新潮文庫) オリバー・ツイスト〈下〉 (新潮文庫)

それは『ドリアン・グレイ』の方でしたね。

原作は読んでません。スカパーでやってた映画版を観たのです。

この手の映画は文芸大作なので、暗くて重くて解りにくいもんだと敬遠されがちなのですが、元がディケンズなだけに、エンターテイメントとしても完成度の高い作品になっています。

原作ではおそらく細かいことをいっぱい書いてあるんでしょうが、それを台詞やナレーションでなく映像で説明しているのがいい。

その映像には小細工もないし。

いい映画ってのはこういう事ですよ。

ドリアン・グレイの肖像 (新潮文庫) Book ドリアン・グレイの肖像 (新潮文庫)

著者:オスカー ワイルド
販売元:新潮社
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ついで。

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2008年9月 7日 (日)

キーラ・ナイトレイ『Domino』

見づらい。

ドミノ DVD ドミノ

販売元:ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン
発売日:2006/11/30
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話は面白かったんですが、トニー・スコットの悪い癖か、チカチカバタバタする映像効果が多用されてて、本当に癲癇になるかと思いました。

映画館で観てたら吐いてましたね。 きっと。

でもキーラ・ナイトレイはエロかったし、ミッキー・ロークはさすがに渋かったし、良いトコもいっぱいあるんですよ。

だから出来るからって映像で余計な小細工に凝らないで欲しいですね。

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2008年8月19日 (火)

ウィル・スミス『アイ・アム・レジェンド』

要はゾンビものなんですが、なんじゃかんじゃ大宣伝してたのを思い出して、つい借りてしまったんです。

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販売元:ワーナー・ホーム・ビデオ
発売日:2008/04/24
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中身は意外と丁寧に作られていて、ほとんど一人で引っ張っていくウィル・スミスはたいしたもんだなんて感心しちゃってたんですけども、

何なんでしょうねえ、あのラスト。

あれを英雄的行為にしちゃうのかと。

アメリカ人なのに。アメリカ人だからか?

というかアレだけポイッとアレして、一緒に入っちゃえば良かったんじゃないのと。

アレは正味、必要なかったんじゃないのと。

前半、非常時まっさかりなのに「ちょーちょ、ちょーちょ」言ってるガキも伏線丸出しでイラッと来ちゃったし。

神様の声が聞こえるとかいうのもなんか気持ち悪かったし。

追い詰められて脳内麻薬が出ちゃってるだけなんじゃないのかとか色々思っちゃって、

なんか後味悪かったです。

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2008年8月10日 (日)

アンディ・ラウ『墨攻』

思ったより遥かにまともな映画でした。

墨攻 DVD 墨攻

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「10万の敵に、たった一人で挑む」

とか言うもんだから、ジェット・リー的な映画なのかと思ったんですがね。

むしろ『始皇帝暗殺』的な映画でした。

原作は日本の漫画だそうで、音楽も川井憲次だそうで、合作の連名も「中国(香港)・日本・韓国」などともう、わけのわからない状態。

ヒロインの姉ちゃんの描き方になんか納得いかないものを感じはしたものの、ちゃんとした歴史映画になっていて、結構面白かったです。

小堺一機が「黒澤っぽい」とか言ってましたが、ワタシには『天と地と』っぽく見えましたね。

というか『天と地と』が黒澤っぽいんですが。

そういう日本や中国の時代ものと比べると、『ロード・オブ・ザ・リング』はじめ、欧米のファンタジー時代劇みたいなのはなんかイマイチな気がします。

アニメやゲームなら見れるんですがね。

欧米の歴史や貴族文化に馴染みがないせいなのか、逆に史実としてのリアリティに欠けるせいなのかよくわかりませんが。

ヨーロッパの騎士が戦う戦闘は日本や中国ほど大規模なものではなかったらしいし。

いつも「自由! 自由!」言ってる白人達が封建的なことやってるのに違和感を感じてしまうのかもしれません。

まあ、両方でしょうね。

ところで、

アンディ・ラウの次回作はサモハン・キン・ポーと組んで、三国志をやるらしいです。

サモハンはどう考えても張飛をやるしかないと思いますが、アンディは誰をやるのか、というかメインは誰なのかが気になるところです。

劉備は臭いことばっか言うから嫌いなんですよ。

孔明がメインでもいいんですが、やはり曹操がいいですね。

さもなければ陳舜臣の本にあったように、三国に直接与しない第三者を軸にしてまんべんなく三国を描いてもらうのもいいかと思います。

にしても三国志が映画サイズに収まるんだろうか。

墨攻 (1) (小学館文庫) 英雄 ~HERO~ 通常版 ロード・オブ・ザ・リング ― コレクターズ・エディション キング・アーサー 天と地と 天の盤 天と地と -HEAVEN & EARTH- 地の盤 秘本三国志〈前〉 (陳舜臣中国ライブラリー) 秘本三国志〈後〉 (陳舜臣中国ライブラリー) 真・三国無双 5

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2008年6月 7日 (土)

ビヨンセっていうかエディ・マーフィ『ドリームガールズ』

噂に名高い『ドリームガールズ』をようやく観たわけで。

ドリームガールズ スペシャル・コレクターズ・エディション DVD ドリームガールズ スペシャル・コレクターズ・エディション

販売元:パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン
発売日:2008/06/20
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思ったより面白くねえな、なんて序盤思ってたんですが、後半深いメッセージのこもった歌を歌うようになってから俄然面白くなりました。

そのつまんない序盤は売れるために耳ざわりのいいだけの軽い曲ばかり歌っているわけで。

「本当にいい歌ってのはこういうことだ!」って訴えているような映画です。

でもミュージカル仕立てはやめて欲しかったけども。

ストーリーが進んできたのに、

「また歌かよ」

とか思っちゃうんでね。

あと、おそらく詩的な歌詞なんだろうに、字幕が詩的じゃないとこもちょっと冷めました。

といって吹き替えで観たって歌は字幕だろうし、英語ポエムを理解する教養を身につけないことには、やっぱミュージカルの良さって中々わかんないだろうと思います。

ストーリーをポエムで語られたって、基本日本人はポエム嫌いですからね。

それにしても、

エディ・マーフィ久々に見ましたがやはりさすがですねこの人は。

ジェイミー・フォックスより遥かに存在感がありました。

ドリームガールズ オリジナルサウンドトラック Music ドリームガールズ オリジナルサウンドトラック

アーティスト:サントラ,ジェニファー・ハドソン,ジェイミー・フォックス,エディ・マーフィ,ビヨンセ・ノウルズ,ローラ・ベル・バンディ,ヒントン・バトル,キース・ロビンソン,シャロン・レアル,アニカ・ノニ・ローズ,ロリー・オマリー
販売元:ソニーミュージックエンタテインメント
発売日:2006/12/06
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クライブ・オーウェン『トゥモローワールド』

この人、世界一シブい。

トゥモロー・ワールド プレミアム・エディション DVD トゥモロー・ワールド プレミアム・エディション

販売元:ポニーキャニオン
発売日:2007/03/21
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今から二十年後ぐらいの、ほんの僅かな近未来のお話。

なんかのウィルスが蔓延して、子供は全部死んで女性がことごとく不妊になってしまって、かれこれ18年間新生児が生まれていない。

ごく近い将来の話なので、べつにSFらしいSFではありませんが、この辺の設定を説明するのが上手かった。

説明台詞が最小限でしかも自然でした。

面白かったです。

込められたメッセージとしては多分、命の重さとか子供の大切さとか割と単純で純粋なことだと思うんですが、

戦争とか移民問題とか色々状況設定がリアルで緻密なので、観る人によって受け取るメッセージの幅は広がるでしょう。

子供がいるかいないかだけでも大分違うだろうし。

こういう映画いいですね、やっぱ。

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2008年6月 2日 (月)

サミュエル・L・ジャクソン『フリーダムランド』

血まみれの手をしてふらりと病院にあらわれた白人女性が、

「黒人の男に車を奪われた。後部座席に子供が乗っている」

と言い出したことから始まる不可解な犯人探しの物語。

フリーダムランド DVD フリーダムランド

販売元:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
発売日:2007/07/25
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L・ジャクソンは刑事なわけです。

白人女性はジュリアン・ムーアです。

この映画が実話をもとにしているかどうかは知りませんが、こういう事件は実際に何件かあって、問題になってたというのを聞いたことがあります。

アンビリバボーとかでもやってなかったかな。

つまり実際には母親が子供を殺していて、架空の黒人男性に罪を被せていたというオチ。

黒人男性に罪を被せる、それを警察、大衆も信じるという点が問題になってたわけで。

この映画も予想通りそんな感じで進んでいくんですが、

「殺したっていうか何ていうかそれは……」って考えさせられてしまう結末になっています。

中盤、事件が当事者達から離れて、黒人暴動に発展していってしまうあたりも考えさせられます。

子供を失ってイカれ気味の女性を演じたジュリアン・ムーアは素晴らしい仕事をしています。

その影に隠れて地味な役になりそうなところを、物凄くストレスに弱いようなキャラにして、存在感たっぷりに演じたL・ジャクソンもまたスゴイです。

こんな映画があったことを全く知らなかったんですが、日本でももっと評価されていい作品ですよ。

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2008年5月29日 (木)

ミラ・ジョヴォビッチ『ウルトラ・ヴァイオレット』

意味がわからん。

ウルトラヴァイオレット デラックス・コレクターズ・エディション(2枚組) DVD ウルトラヴァイオレット デラックス・コレクターズ・エディション(2枚組)

販売元:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
発売日:2007/10/03
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2008年5月24日 (土)

デ・ニーロ『グッド・シェパード』

なっがい。

グッド・シェパード DVD グッド・シェパード

販売元:ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン
発売日:2008/05/15
Amazon.co.jpで詳細を確認する

エール大スカル&ボーンズからOSS、CIA、そしてピッグズ湾の情報を漏らしたのは誰かというお話なんですが、

派手なシーンも緊迫感をあおるような忙しい演出もなく、ひたすら役者の演技力まかせで進んでいく映画です。

その役者達が見事に全編通して緊張感を保つのですよ。

長い話ですが、ずっと入り込みっぱなしです。

何だかんだいってハリウッドスターの底力ってスゴイ。

それにこういう小難しい、観客を選ぶような映画に大金突っ込めるハリウッドもスゴイ。

脚本家ストとか色々ありましたが、やはり簡単にはバカに出来ません。

アメリカ上流階級が好む権威主義・神秘主義の馬鹿馬鹿しさとか胡散臭さもよく描けていて、文化的な意味でも興味深いものがあります。

歴史好きにオススメ。

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2008年4月12日 (土)

ブラピ&ジョリー『Mr. &Mrs.Smith』

軽いけど改めて観ると面白かった。

Mr.&Mrs.スミス アンレイテッド・エディション DVD Mr.&Mrs.スミス アンレイテッド・エディション

販売元:ジェネオン エンタテインメント
発売日:2006/11/22
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軽いけど意外に名作なんじゃないですかね。

二人ともなんか可愛かったし。

同じ監督だという『ボーン・アイデンティティ』も面白かったし、この監督もっと評価されていいのかもしれません。

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2008年4月 5日 (土)

ミラ・ジョヴォビッチ『バイオハザード3』

もはやこのゾンビ、怖くもなんともないですね。

バイオハザードIII デラックス・コレクターズ・エディション(2枚組) DVD バイオハザードIII デラックス・コレクターズ・エディション(2枚組)

販売元:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
発売日:2008/03/19
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バイオハザード トリロジーBOX(3枚組) DVD バイオハザード トリロジーBOX(3枚組)

販売元:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
発売日:2008/03/19
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PS版の最初のバイオハザードの最初の部屋に倒れてた最初のゾンビが一番怖かった。

世界中の人を大パニックに陥れたのはアイツなんじゃないでしょうか。

この映画シリーズは前作とのつながり要素があんまりなくって、前作を覚えてなくても結構観れちゃう観やすいつくりになってます。

そのかわり前に出てきた人は出てこないという妙な法則が成り立ってしまっていますが。

『2』に出てきたジル・バレンタインがゲームのまんまで好きだったんですが、やはり『3』では出てきません。

そのかわりウェスカーとクレア・レッドフィールドが出てきます。

そのクレアは『HEROES』の怪力二重人格のお姉さんだと思います多分。

あとはあれですね、

グルカナイフを大々的に使ったアクションはひょっとしてコレが初めてだったんじゃないかな。

SA80という、イギリス軍の欠陥ライフルとして有名な銃が出てきたのも、案外初めてだったんじゃないかな。

あとは特に、

ないかな。

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2008年2月14日 (木)

セルダル・アカル『イラク 狼の谷』

結局どこの国の映画だかよくわかんないんですが、アメリカ人が中東系を殺しまくる映画に飽き飽きしていたところ、その逆の映画だというので見てみました。

VALLEY OF THE WOLVES IRAQ DVD VALLEY OF THE WOLVES IRAQ

販売元:ビデオメーカー
発売日:2007/12/14
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イスラム諸国では大ヒットしたそうです。

同盟国であるはずのイラク駐留トルコ軍部隊が米軍に濡れ衣、というか言いがかりをつけられて辱められたのが事の発端。

元トルコ軍諜報員が復讐に乗り出すというお話です。

さぞかしスッキリさせてくれるだろうと期待していたのですが、イマイチ物足りませんでした。

イラクでのヤカラ丸出しな米軍の残虐行為を描いているのはいいのですが、物語の進め方がアメリカ的になってしまっているのが何とも悲しい。

イラク人だかクルド人だかの美女とのロマンス的なのもあったりするし。

このテーマならもうちょっと深く突っ込んだ話に出来たろうと思うのですが、アメリカ映画を真逆に観て、結局どっちも変わんないんだよと言いたいんならこれでも良かったんでしょう。

もう一本

大統領暗殺 デラックス版 DVD 大統領暗殺 デラックス版

販売元:ジェネオン エンタテインメント
発売日:2008/02/08
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もしブッシュが暗殺されたらというお話です。

世界中で上映拒否だの賛否巻き起こる中批評家賞受賞だの、やたら問題作ぶった売り文句が並んでたんですが、大した事ありませんでした。

暗殺のプロットはケネディ暗殺とレーガン襲撃をそのままなぞっている感じで、目新しいものはないし、事件を受けて世界情勢がどう動くとかは全く言及されておらず、あくまで国内問題として処理されてしまっています。

大統領が暗殺されたところで、すぐ副大統領が代わりになるだけだし。

作品はディスカバリーチャンネル等でよくあるドキュメンタリータッチで進むのですが、その関係者のていで喋っているシーンがなんとももう、アメリカ人の自己満足というか、

世界=アメリカとしか考えていない了見の狭さがありありと出てしまっていて、かえって頭にきます。

批判シーンでも。

なんか、

ちゃんとした映画が観たいです。

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2008年2月12日 (火)

プジョー『TAXI4』

ただただふざけているだけの映画でした。

TAXi4 DTSスペシャル・エディション DVD TAXi4 DTSスペシャル・エディション

販売元:角川エンタテインメント
発売日:2008/01/11
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前作まではまだマシだったと思いますが、ここに至ってはもはやコメディのレベルにも達していません。

会議室での冗談をそのまま撮ってしまった感じ。

友達以外は笑えない類のネタです。

イライラします。

頭にきます。

女子中学生より笑いが分かっていないと思います。

プジョーも見納めですね。

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2008年1月14日 (月)

まっちょ『300』

スパルタ人というかアメリカ人でした。

300<スリーハンドレッド>特別版(2枚組) DVD 300<スリーハンドレッド>特別版(2枚組)

販売元:ワーナー・ホーム・ビデオ
発売日:2007/09/26
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アメリカのどっかの雑誌の「2007年 観る価値があった映画ランキング」でトップになったとかならなかったとか何かで見たので期待していたのですが、特にそれほどのものではありませんでした。

忍者軍団みたいなのが出てきた時は笑いましたが。

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2007年12月30日 (日)

ジョージ・クルーニーとか『オーシャンズ13』

ジュリア・ロバーツとキャサリン・ゼタ=ジョーンズは出ていません。

オーシャンズ13 特別版(2枚組) DVD オーシャンズ13 特別版(2枚組)

販売元:ワーナー・ホーム・ビデオ
発売日:2007/12/19
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尚且つ最早パターン化してしまって、キャラの特徴にも意外性がなくなって、要は先が読めちゃう感じになっちゃっててイマイチでした。

元がテレビシリーズだから当然と言えば当然なのですが、「ベタだから面白い」とは言えないんですよねえ、不思議と。

大掛かりなトリックを仕込んでるわりに、ひねりがないと言うかカタルシスがないというか、前作までにはあった「観客も騙してる感じ」がないのです。

だからもう、派手なだけの映画です。

続きは作らなくていいと思います。

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2007年12月24日 (月)

ハスブロ『トランスフォーマー』

てっきりアメリカ発のアニメだと思っていたんですが、タカラが発売したオモチャシリーズの裏設定をアニメ化したのが最初だったようで。

そのオモチャをアメリカで販売していたのがハスブロ社という、ワタシにとってはアクションフィギュアで馴染みのある会社だったようで。

その後日本でもアメリカでもそれぞれオリジナルのアニメが製作されて、何だかもう訳のわからないことになった挙句に作られたのがこの実写版『トランスフォーマー』

メインのクレジットはタカラトミーではなく、ハスブロでした。

トランスフォーマー スペシャル・コレクターズ・エディション DVD トランスフォーマー スペシャル・コレクターズ・エディション

販売元:パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン
発売日:2007/12/19
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このパッケージのコンボイの顔がちょっと怖いんですよね。

個人的には細かいギャグのいっぱい入った『ビーストウォーズ』が好きでしたが、この作品でも『トランスフォーマー』独特のふざけた感じはちゃんと入っていて、やたら真面目な軍隊のシーンとのギャップが面白かったです。

男の子の夢がいっぱい詰まっているような映画で誰でも楽しめると思います。

ただ一点、

この映画に限らず、最近のハリウッドアクションで大流行の「自己犠牲」というヤツにはまったく反吐が出ます。

思い当たる所では

コンスタンティン ティアーズ・オブ・ザ・サン ブラックホーク・ダウンスペシャル・エクステンデッド・カット 完全版 とか。

あと『インディペンデンスデイ』もそうか。

「自己犠牲」というのはたとえ必要であったとしても、評価されたり正当化されたりしていいものではないと思うのです。

そもそも自分の命を投げ出そうとかいうのではなく、誰かを天国に行かせるために自分が地獄に落ちる覚悟をするというか、

誰かを助ける為に誰かを殺す罪を背負うとか、そういうことではないのかと。

これは悲しいことであって、良いとか悪いとかいう話ではない筈です。

これが賞賛されるようでは、特攻・玉砕を推奨しているのと同じでしょう。

山ほどベトナムの反戦映画を作っていたハリウッドがどうしてこんな旧日本軍みたいなことになったのか。

やたら「自由!自由!」と叫ぶのも「天皇陛下万歳!」とか「ハイル、ヒトラー!」と同じ様に聞こえます。

気持ち悪ィ。

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2007年11月12日 (月)

ブルース・ウィリス『ホステージ』

アレこんなのあったっけ? 知らねえなあと思いつつ観てみた作品『ホステージ』

ホステージ DVD ホステージ

販売元:松竹
発売日:2005/11/26
Amazon.co.jpで詳細を確認する

タイトルからもわかる通り、交渉人ものなのですが、オープニングクレジットは『シン・シティ』みたいでした。

本編が始まるとオーソドックスなサスペンスアクションになるのですが、途中『ダイハード』のパロディかと思うところがあったかと思えば、『エヴァンゲリオン』みたいなトコもあり、『シャイニング』みたいなサイコスリラーになってしまうところまでありました。

要するにイマイチです。

余計などうでもいいところに懲りすぎて、主題がブレてしまっている感じ。

この作品はどうか知りませんが、音楽PVなんかを撮ってる映像作家が映画を撮るとよくこういうことになります。『キャシャーン』とか。

プロデューサーに「ブルース・ウィリス」の名があったので、彼が余計なことをしたのかも知れません。

イマイチだったので詳しいことを調べる気にはなれません。

どうでもいいです。

どうでもいいのに、こういう映画に限って長々と特典映像を入れてるのには腹が立ちます。

興味ねえよ。

それにしても、アメリカ映画には昔からよくありますが、あの「ちっちゃい拳銃を足首に隠しとくヤツ」

バレますよね?

座ったらバレますよね? スーツでも着てたら尚更。

といって長めのジーンズとか履いてたらそれはそれで取り出しにくいですよね。

ワタワタしそう。

大体、片足にだけ重りつけてるみたいで、相当歩きにくいと思うんですが。

まあ、いいか。

さらにどうでもいいことですが、出演者の腕時計がアップになるシーンが妙に多かったです。

しかもみんな違う時計をしてました。

その辺の業界から出資されてたのかな。

まあ、いいさ。勝手にしてくれよ。

シン・シティ スタンダード・エディション ダイ・ハード クアドリロジー DVD BOX (Amazon.co.jp仕様) 劇場版 NEON GENESIS EVANGELION - DEATH (TRUE) 2 : Air / まごころを君に CASSHERN

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2007年11月 9日 (金)

ブルース・ウィリス『ダイハード4.0』

最近、一日おきに首を寝違えて、首が回らないほどではないものの、物凄いストレスを感じているのですが、それはともかく『ダイハード4.0』の話をしましょう。

ダイ・ハード4.0 (特別編/初回生産分限定特典ディスク付き・2枚組) DVD ダイ・ハード4.0 (特別編/初回生産分限定特典ディスク付き・2枚組)

販売元:20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
発売日:2007/11/07
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マクレーンは相変わらずマクレーンでしたが、それ以外が『ダイハード』じゃない。

カンフーアクションやCGアクションがシリーズのノリに合わない。

悪役にグルーバー兄弟ほどの魅力もないし、コンビ役にもサミュエル・L・ジャクソンほどの魅力がない。

F35も案の定、役に立たず勝手に墜落するし。
『トゥルーライズ』のハリアーの方が良い使われ方をしてたと思います。

いつの間にか大きくなってたマクレーンの娘とか前作の小ネタを引っ張ってるのは『ターミネーター3』と同じですが、『ターミネーター3』と同じくそれが返って鬱陶しい。

後半のシーンでマクレーンの茶色いホルスターが黒に変わってまた茶色に戻ってた気がしましたが、あれもランニングシャツのパロディだったんでしょうか。

そういえば最近の映画でショルダーホルスターって見ませんね。

マクレーンの銃もSIGに変わってたみたいだし。でも後半で敵から奪った最新型のベレッタ(Px4ストーム)を使っているのはまたシャレなのかそれともスポンサードなのか。

どうでもいいですよ。

しかしワタシのまわりでは評判良かったんですけどね。

比べなければ及第だけど、比べてしまうと落第って感じです。

娘役がちょっと鈴木杏に似てたのは良かったんですが。

それにしても最近この手の映画で、善玉役にアラブ系の役者が入るのは細かい配慮なんだろうと思いますが、それも返ってリアリティを削いでいる気がします。

アラブ系がFBIの指揮官クラスまで出世してるなんてことがあるんでしょうか?

ハッカーの能力もどこまでリアルなんだか推測がつきません。
これも近頃の映画ではジョーカー的に使われてる気がします。『24』とか。

「これは出来るけど、ここまでは出来ない」とかいう、ハッカーの理屈が納得できません。

その映画に出てくるハッカー達は、一切マウスを使わずキーボードを叩いているわけですが、何ですかアレ? ショートカット? そんなにショートカット? そこまでショートカット?

返って不便じゃない? 

トゥルーライズ ターミネーター 3 プレミアム・エディション 24 -TWENTY FOUR- シーズンVI DVDコレクターズ・ボックス 初回生産限定:「失踪」「フォーン・ブース」DVD付

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2007年10月27日 (土)

クリント・イーストウッド『ミリオンダラー・ベイビー』

連日の亀田祭り開催で「ああ、今年ももう終わりかあ」なんて錯覚を起こしてしまう今日この頃ですが、スカパー・ムービープラスでは不朽の名作『ミリオンダラー・ベイビー』を放送しています。

ミリオンダラー・ベイビー DVD ミリオンダラー・ベイビー

販売元:ポニーキャニオン
発売日:2005/10/28
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これに出てくる女子チャンピオンは亀田どころの話ではありません。
まさしくタイトル戦、ボクシング界への冒涜。

その反則に苦戦させられた主人公はセコンドのイーストウッドに助言を求めますが、

「尻の付け根を叩きまくって座骨神経にダメージを与えろ」

と史郎氏より高度な反則指示を受けます。

「それって反則じゃ……」と返すと、

「奴とレフェリーの間に入れ」ときます。

時期が時期なだけに笑ってしまいましたが、物語はそこから救いようのない展開に。

井筒監督がイーストウッド作品を総じて、

「なにが善で、なにが悪か、オマエら本当にわかってんのか!!! と胸ぐら掴まれて言われてるような迫力がある」

と評して、しかも古館伊知郎がイーストウッドにインタビューした時にそれをまんまパクって言ってみたところ、「まさしくその通りです」とイーストウッドが答えてたことがありましたが、

今回もまさしくそんな映画でした。

こういう良い映画のストーリーをバラすわけにはいきませんが、昔、年老いて動けなくなって、生きながらウジに体を喰われている愛犬を、スミチオンの小瓶を握り締めながら何も出来ずに、一日立ちつくして眺めていたことを思い出しました。

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2007年10月21日 (日)

デンゼル・ワシントン『デジャヴ』

やらなきゃいけない事が色々あって、ブログを書く余裕もなかった今日この頃。

何も片付いてはいないものの、取り敢えず一段落付いたので、メタルギアソリッド3の新バージョンを買ってみたり、DVDみたりブログ書いてみたりして現実から逃げています。

そんなわけで今日はコレ。

デジャヴ DVD デジャヴ

販売元:ブエナ ビスタ ホーム エンターテイメント
発売日:2007/08/03
Amazon.co.jpで詳細を確認する

デジャヴというかもう、タイムスリップものでしたね。

水兵さんがわんさか乗ったフェリーが爆破されて、山ほど死体が川岸に流れ付くのですが、その中に一体だけ爆破前に流れ付いていた女性の死体があった。

この女性がきっと事件の鍵なんだろうとATFのデンゼルが捜査を始めると、FBIの特別チームにスカウトされる。

そのチームは国家偵察局とかいう謎の組織が偶然開発した、「過去を見られる機械」を使って捜査するチームだった。

……どういう国なんだ?

アメリカ政府は一体いくつ秘密組織を持ってるんだ?

そんな事は言いっこナシなんでしょうね。わかってますよ。

物語の展開はタイムスリップもののセオリーに則って、辻褄合わせのカタルシスを味あわせるようになっています。

物語の最期まで過去はやっぱり変えられないかのような印象を与えているのが上手い。

そのおかげでなんか、小難しいハッピーエンドになってますが。

物語の始まりでも「機械」のことを、「衛星の映像だ」とか無理のあることを言って、デンゼルに本当のことを隠そうとするので、こっちも設定を理解するのに手間取ります。

これが果たして効果的だったかどうかは判断がつきません。

もう一本。

ハンニバル・ライジング 完全版 プレミアム・エディション DVD ハンニバル・ライジング 完全版 プレミアム・エディション

販売元:GENEON ENTERTAINMENT,INC(PLC)(D)
発売日:2007/08/24
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レクター博士がいかにしてモンスターになったかという話ですが、最早サスペンス性はなく、主役の兄ちゃんがやたら気持ち悪いのは評価できるものの、ホラー性が強いわけでもなく、単純なスーパーヒーローものになってしまっています。

物語の骨子は大戦後に戦争犯罪を逃れてのうのうと暮らしている戦犯達にレクターが復讐するということになるのですが、それもまあ、目新しくもないし、モンスター性を描くなら『MONSTER』のヨハンの方がよっぽど怖いなと思ってしまうぐらい、描ききれていません。

日本人の叔母が出てきてレクターに剣道を教えたりしますが、舞台設定がちょくちょく日本ブームが起こるフランスなので、不自然ではないものの、物語上効果的だったかどうか。

そんなトコですが、こういう話題作・ヒット作に乗っかった、タイトルやパッケージだけ似せてある類似品が最近多くてイライラします。

確かに笑えるのもありますが、はっきり言ってもう飽きました。

ついでにもう一本。

メタルギア 20th アニバーサリー メタルギア ソリッド3 スネーク イーター Video Games メタルギア 20th アニバーサリー メタルギア ソリッド3 スネーク イーター

販売元:コナミデジタルエンタテインメント
発売日:2007/07/26
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初回版のメタルギアソリッド3はすでにやり込んでいましたが、借り物だったのでこっちを改めて買ってみたのです。

別に変わってる所はないと思っていましたが、3Dで視点を自由自在に動かせたり、迷彩に新しいのが追加されてたり、ちょっとだけ新鮮な要素があります。

初回版のデータが使えないのは誤算でしたが。

しかしこの3D視点、面白くなってるのは確かですが、やたら見つかるわ、方向感覚うしなうわで、やり込んでた筈が結構苦労させられます。

ノーマル視点にこまめに切り替えたりしてますが、それも何だかもったいない気がしたりするのです。

ま、

それはそれとしてボチボチ現実に戻らないと。

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2007年10月20日 (土)

韓国版『マイボス・マイヒーロー』

韓国ドラマなんて大っ嫌いですが、韓国映画のクオリティは認めざるを得ません。

マイ・ボス マイ・ヒーロー DVD マイ・ボス マイ・ヒーロー

販売元:エスピーオー
発売日:2005/10/21
Amazon.co.jpで詳細を確認する

長瀬智也でリメイクされた日本版ドラマも人気でしたが、こっちもやっぱ面白かった。

主演の女の子がちょっとガッキーに似てるし。

田中聖がやってた、馬鹿な舎弟役はどことなくトータス松本に似てて、この人がまた実に良い味を出す。

最初は笑えて、後半泣けて、最期の最後にもっかい笑える、素晴らしい出来です。

日本版では地上波ドラマということもあってか、暴力シーンがほとんどなく、ラブコメを最期まで通してましたが、こっちの方は後半から暴力満載。

まるで香港ノワールみたいなノリになります。

そしてそのヤクザだからこその暴力を避けずに描いたという点で、この映画の方が完成度は高いと思う。

韓国映画は他の作品でもそうですが、エンターテイメント性と芸術性とか文学性とか言われる、要するに人の内面を描く部分との融合が実に上手い。悔しいけども。

日本やハリウッドは大抵そのどちらかに徹してしまっていて、面白いんだけど完璧じゃない、みたいな印象を受けることが多いんです。

これも保護政策の力なのか。

ハリウッドもたっぷり献金して政治家に圧力かけてるらしいし、日本の映画界にもそういう政治力が欲しいところです。

マイ★ボス マイ★ヒーロー DVD-BOX DVD マイ★ボス マイ★ヒーロー DVD-BOX

販売元:バップ
発売日:2007/04/25
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それにしても、あの、韓国ドラマと韓国映画のクオリティの差は一体何なんでしょう?

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2007年10月12日 (金)

ジャッキー・チェン『プロジェクトBB』

ジャッキーというかもう、広川太一郎ワールド全開の映画です。

プロジェクトBB ディレクターズ・カット デラックス版 DVD プロジェクトBB ディレクターズ・カット デラックス版

販売元:ジェネオン エンタテインメント
発売日:2007/09/21
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何十年ぶりとかでジャッキー、ユンピョウ、マイケル・ホイが共演したというこの映画。

当然吹き替え版も石丸博也に広川太一郎、あと名前忘れましたがユンピョウもいつもの人。そして若手が一人入ってますがその人はジョージ・クルーニーの声とかやってた人です。

この4人の豪華吹き替え名人達が広川さんのアドリブに合わせてまあ、喋る喋る。

もはや台詞があるとかないとかお構いなしです。

だって役者の口が明らかに開いてないトコで喋ってるんですもの。

全然違う作品になってしまってるんじゃないだろうかと心配になってしまいますが、広川作品は確実にオリジナルより面白くなってるんで、やはり吹き替えで観た方がいいでしょう。

Mr.BOOなんて字幕で観ると全然面白くないですからね。以前、スカパーで特集をやってましたが、全部字幕版だったのでその違いにびっくりしたのを覚えています。

そんなわけでこの作品のYOUTUBEも探してみましたが、なかったので代わりにこちらを↓

ヤングフランケンシュタイン

エッチなのって何だよ。

新Mr.BOO&マイケル・ホイ DVD-BOX DVD 新Mr.BOO&マイケル・ホイ DVD-BOX

販売元:ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン
発売日:2005/12/23
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Mr.BOO ! DVD-BOX (5,000セット限定生産) DVD Mr.BOO ! DVD-BOX (5,000セット限定生産)

販売元:ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン
発売日:2005/08/26
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2007年9月20日 (木)

ディカプリオ『ブラッド・ダイヤモンド』

ブラッド・ダイヤモンド (期間限定版) DVD ブラッド・ダイヤモンド (期間限定版)

販売元:ワーナー・ホーム・ビデオ
発売日:2007/09/07
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シエラレオネの内戦を描いた映画ではニコラス・ケイジの『ロード・オブ・ウォー』がありましたが、

ロード・オブ・ウォー DVD ロード・オブ・ウォー

販売元:日活
発売日:2006/06/09
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この映画は結局、武器商人のバックに誰がいるかみたいなことにスポットが当たっていて、パッケージの雰囲気とは裏腹に結構、社会派な良い映画でした。

で、ディカプリオの方は『ロード・オブ・ウォー』にも出てきた紛争ダイヤにスポットを当てた話。

上の予告を見た限りでは、ディカプリオはまた武器商人かジャーナリストか何かでダイヤの取り合いに巻き込まれるんだろうなとか思ってたんですが、元傭兵のダイヤ密輸業者という役でした。

なので殺しまくります。

最近のアクション映画に増えてきた、問答無用で容赦なく殺しまくるタイプです。

これが結構スッキリします。

『ロード・オブ・ウォー』でのニコラスさんは武器商人なので、自分では手をくだせなかったのです。あくまで民間人ということになってましたからね。

でもアフリカの民族主義者・暴力主義者はもう、物々交換の原則とか信用の重要性とかお構いなしで、つまり取引とか契約のルールってものをまるで分かってないから無茶苦茶なことを言うのですよ。銃つきつけて。

それが見てて腹立つんで、もうそんな奴殺しちゃえよなんて思うんですが、立場上ニコラスは出来ず、ディカプリオは出来るんですね。

この無茶なアフリカ人達は、こちらの感覚からすると、そこまでは有り得ないだろとか悪すぎるだろとか中東のテロリストみたいにやるせない事情があるんじゃないのとか思ってしまうんですが、ディスカバリーチャンネルで見た限りでは本当にこれぐらい極悪な人達だったようです。

日本で言えば戦国時代とか神武東征あたりの権力欲というか、大民族が小民族を呑み込んで民族統一に向かうような動き、アジアもヨーロッパも大昔に乗り越えてきた歴史を今やってるという感じです。

違うのは槍と弓矢でなく、銃と爆弾を使う点ぐらいでしょうか。

そりゃ暴君も生まれるわと思ってしまいます。

何しろ子供の頃にさらわれて、訓練を受けさせられて、自分の親を最初に殺させられて、それで一人前なんて褒められてしまうのですから、そのまま大きくなってしまえばとんでもない大人になりますよ。

一年や二年じゃ更正できませんよ。

なんともやるせない気になってしまいます。

ところで映画では結局、「ダイヤなんて買うな」というような結論になるわけですが、それもまたどうかと。

ダイヤの価値が下落してしまえば、シエラレオネはじめアフリカ各国の復興資金とか近代化するための資金がなくなってしまうではないかと思うのです。

キンバリー・プロセスを経た、出所のはっきりしているダイヤだけ買えというんでしょうか。

それはそれでデビアスの思うがままになる気がして癪です。

とは言え、買う予定も買える金もありませんが。

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2007年8月31日 (金)

クリス・ケンティス『オープン・ウォーター』

ああ、そう言えばコレ昔予告だけ見たことあったなと思い、例によってスカパーで見なおした映画 『オープン・ウォーター』

オープン・ウォーター DVD オープン・ウォーター

販売元:ポニーキャニオン
発売日:2006/07/19
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二人の男女がダイビングを楽しんでそろそろ帰ろうかと海面に上がってみたら、うっかり屋さんの船長が人数間違えてとっくに帰っちゃってて、大海原に二人だけ取り残されてしまったというお話です。

遠くに船は見えるけれどもどれ程遠くか分からないし、アクアラングつけたままでそう遠くまで泳げる訳もないし、外したら外したで浮いてるだけでも大変だろうしと思って、ただただ海面を漂いながら時折見える船に向かって手を振ってみるという生存方法を取るのです。

まあ、そうでしょうね。それぐらいしか出来ないでしょうね。

でも結局、鮫がわさわさいるところまで流されてしまってガブリとあっさりいかれてしまうのです。

それで終わり。

思いっきり結末を書いてしまいましたが、いわばそういう映画なのです。

淡々と、ただ淡々と丁寧に一つ一つ進んでいく物語。

恐怖映画みたく宣伝されていますが、そういう感じでもない。

何しろ音楽すらほとんどついてないし。

「お父さんとお母さんが亡くなった時のことを話してあげましょう」と親戚のおばさんから話を聞いているような感じです。

「悲しいなあ、そういうことがあったのか」と素直に思うだけです。

アマゾンではやたら叩かれてるみたいですが、実に文学的で良い作品だと思います。

こういう映画を撮れる人がまだアメリカにいたのかと感心してしまいました。

松本人志さんが「本当はどうでもいい話をしたい」と『すべらない話』をしていることを踏まえてそう言っていましたが、

これも一つのどうでもいい話でしょう、人が死ぬ話で不謹慎ではありますが、だって死ぬのは知らない人だもの。

文学って往々にしてそういうものだもの。

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2007年8月 4日 (土)

ダニエル・クレイグ『007』

007 カジノ・ロワイヤル デラックス・コレクターズ・エディション (初回生産限定版)(2枚組) DVD 007 カジノ・ロワイヤル デラックス・コレクターズ・エディション (初回生産限定版)(2枚組)

販売元:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
発売日:2007/05/23
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すでに評判は高いですが本当に今までのボンドで一番だと思います。

殺し屋らしい冷淡さとか暗さとかがよく出ている。

これに比べれば今までのボンドは軽すぎました。

イギリス人というよりフランス人かイタリア人のようなイメージでした。

今作は悪の組織も世界征服を企むようなアホではなく、戦争やテロに乗っかって一儲けしようとする裏の世界のファンドマネージャーとその仲介人。

ボンドカーも便利な引き出しが付いているだけで、マシンガンは出てきません。役に立たないのは相変わらずでしたが。

あとよく言われてましたが肉弾戦もカンフーっぽくなくて良かった。

往年のシュワちゃんのような力技です。

そのシュワちゃんやブルース・ウィリスはダーティハリーを役作りの参考にしていたそうですが、これもその路線に戻った感じ。

要するにリアリティがあります。

今にして思えば以前の007はみんな子供向けのスーパーマンだったんですよねえ。

カジノロワイヤル DVD カジノロワイヤル

販売元:20世紀フォックスホームエンターテイメントジャパン
発売日:2007/07/27
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テキサスホールデムのポーカー勝負も良かった。

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チェン・カイコー『PROMISE』

公開前さんざん話題になってたのにその後ヒットした話とか評価とか全然聞かなかったので一体どんなもんなんだろうと思って先日テレビでやってたのを結局我慢しながら最後まで見てしまった。

PROMISE (無極) プレミアムBOX DVD PROMISE (無極) プレミアムBOX

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発売日:2006/08/04
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なんというかこう、やりたい事はわかるのだけれどもCGが下手というかCGの使いどころが悪いというか、とにかくとっても残念な映画でした。

あまりに残念だったのでこの監督どういう人なんだろうと思って調べてみたらなんと『覇王別姫』を撮った人だというではないですか。

さらば、わが愛 覇王別姫 DVD さらば、わが愛 覇王別姫

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ワタシは恋愛モノ嫌いなので個人的に好きな映画ではないですが、この作品の凄さはわかります。

しかし作品リストを続けて見ると個人的に大好きな映画『始皇帝暗殺』が入っている。

始皇帝暗殺 DTS特別版<初回限定版> DVD 始皇帝暗殺 DTS特別版<初回限定版>

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『覇王別姫』と同じ監督だとは知りませんでした。言われてみれば納得ですが。

ああ、ちなみにジェット・リーが出てた方ではありませんよ。

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同じく始皇帝を暗殺する話ですがワタシは歴史好きなので、史実に忠実なチェン・カイコー版の方が好きです。あと独特な暗さもいい。

『英雄』も色彩別に話を区切った映像美が良かったので、華やかな方が好きな人はこっちの方が好きでしょう。

ちなみにこっちは『初恋のきた道』と同じ監督。

初恋のきた道 DVD 初恋のきた道

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発売日:2007/05/30
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それぞれ恋の話と殺し合いの話と、対照的なようですが映画を見ると描きたいことは一緒なのかなと思ってしまいます。

題材として二人とも恋愛と殺し合いを取り上げているのが興味深い。

『PROMISE』のことは忘れましょう。

CGの使い方は慣れないと諸刃の剣になるみたいですね。

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2007年7月21日 (土)

アメリカ人女性「太り過ぎたのはマックのせいよ」

と言ってマックを訴えたという、有名な話がありますが結局どうなったのかは知りませんでした。

結果は当然棄却されたようです。

ただし「ファストフードが人体に有害と証明できれば再提訴を認める」という条件がついていたようで、それならやってみようじゃないかと30日間マックのみを食べ続けた男の記録がコレ。

スーパーサイズ・ミー 通常版 DVD スーパーサイズ・ミー 通常版

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マイケル・ムーア作品のようなノリで、ドキュメンタリーと言えど見やすかったし、面白かったです。

訴訟の話はどう考えたって訴える方がおかしいと思いますが、これを見るとマックもマックで相当おかしい会社みたいです。

結局最期までマックの社長も広報も取材には応えなかったし。

チキンナゲットが老鶏や胸の大きい鶏のミンチだって知ってましたか?

しかも保存料だの添加物だのがわんさか入って無理矢理型押しで成形されていたとは。

サイコロステーキもそうでしたが、もうミンチ系食品はなんか怖くて迂闊に買えませんね。

映画ではあのピエロや遊具置き場などで子供のうちから刷り込んでしまおうという姿勢も問題にしていました。

良心的なサービスだと思ってたんですが、あれは巧妙な罠だったようです。

かつて煙草会社の極秘資料に「刷り込みが将来の顧客を生む」といったワル丸出しの文書があったそうで、それと同じだと。

そして健康への影響ですが、このマックを食べ続けた監督さんは太るどころかアル中患者ばりに肝臓に大ダメージを受けてしまいました。それも20日ほどで。

だいたい2日目にはもう、吐いてましたしね。

それが不思議なことに3日を過ぎると結構平気な状態になり、むしろ食べてない時の方が情緒不安定になったり、気分が滅入ったりインポになったりするという妙な状態に。

そんな彼をサポートする医師スタッフの一人、管理栄養士の姉ちゃんが細身の巨乳でえらいブロンド美女だったのが一番の見所ですが、

それはそれとして暫くマックは食えそうにありません。ドライブスルーが24時間になったので今日当たり行こうかと思ってたんですけど。

それにしても、

確かにアメリカの食生活はおかしすぎます。

やたら濃い味のもんばっかだし。

甘いものは脳が溶けそうな程とことん甘いし。

給食にピザとポテトとコーラが出るんです。というか、食事する時にコーラってよく考えたら変な話ですよね。

甘いモンはいかに甘くないかが大事なんですよね?

あとCMが超押し付けがましくて怖い。

企業や行政に問題があるのも確かでしょうが、でもやっぱりこれも大衆が望んだ結果なんでしょうね。

そして日本もそんな感じになって来てるのが怖い。

ああ、渋いお茶が怖い。

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2007年7月 8日 (日)

女医「彼らを止めて!彼らは教会に行くわ!」

あれですか、それは皆殺しにして来いってことですか。

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戦闘シーンのリアリティは群を抜いているのにどうにもこの女医の神経がわからない映画です。

「嘘つき!」と罵っておきながら自分はより深刻な嘘をついていたくせに、「あなたを信用してなかったの」とか平気な顔して言いのける女。

戦闘中は伏せろ逃げろって言ってんのに立ち上がって戻ってきて「いや!やめて!」と泣き喚く。

最初から最期までこの女の嘘だかわがままだかで事態がどんどんややこしくなっているのに一段落つくと「リーナと呼んで」だの「傷を診るわ」だの「あなたは正しいことをしたわ」だの、

突っ込めよウィリス!!

言ってやれよ大尉!!

お前の行動、何が何だかわっかんねえよ!!

とにかく、

こういう状況で政治的な立場を理解しろとは言いませんが、追っかけられてる時に「みんな疲れてるの。休ませて」とかピクニックみたいなこと言うのは勘弁して頂きたい。

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2007年6月25日 (月)

マクレーン「マシンガンはいただいた!」

って血文字で胸に書かれてしまったカールの弟はなぜかスウェット上下を着ている。

ダイ・ハード DVD ダイ・ハード

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発売日:2007/06/16
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もう十回以上は見てるのに今日初めてそんなことが気になりました。

寝巻きでテロとは恐れ入ります。

他にもパウエル巡査部長がコンビニで無線連絡を受け、外に出てナカトミビルを見上げた時右側に映っていたガソリンの看板がレギュラー74セントになってて安いなオイとか思ったり、

あのロン毛にヒゲの中国人、この時代の映画ではよく見たのに最近見ないなとか思って心配になったり新しい発見が多かったです。さすがハイビジョン。

ウチのテレビはノーマルですが。

それにしてもあの中国人、警官撃退戦とか爆弾仕掛けるトコでは結構活躍してたのに、ドア開けたらいきなり撃たれるという一番あっけない死に方でしたね。密かにファンだったのでかわいそうでした。

この映画は昔からシャツの色とか色々細かい所を突っ込まれてますが、改めて見るとあのシャツの色は衣装さんのミスではなく、「ダクトを通った時の油汚れ」説が正しいようです。

後半でアップになった時にちゃんと白い所が残ってるのがわかりました。スウェット上下の男を殺した時についた返り血みたいなのも前半と同じ場所についてます。

公開当時も油汚れ説を確か制作側が主張してたと思いますが、いつのまにか「衣装さんのミス」ってことになってましたよね。まあ、いいんですが。

ところでヒップホップ好きには有名な話ですが、序盤に運転手がテープをかけて、
「クリスマスらしい曲はないのかよ」
「これがそうですぜ旦那ぁ!」

と言っているあの曲は本当にクリスマスソングです。

クリスマス・エイド4 Music クリスマス・エイド4

アーティスト:オムニバス,メアリー・J・ブライジ,シェリル・クロウ,ラン・DMC,ジョン・ボン・ジョヴィ,ジョン・ポッパー,エリック・クラプトン,ヴァネッサ・ウィリアムス
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RUN DMC の Christmas in Hollys という曲で、映画ではその部分カットされてますが、頭にスクラッチでジングルベルを奏でるというカッコイイことをやってる部分があります。

ターンテーブルを買ったとき練習したもんです。

もう出来ませんけど。

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2007年6月15日 (金)

ジャック・ニコルソン「デートスポットに埋めてどうする!」

映画『ディパーテッド』での一コマ。

TVニュース:沼地から発見された男性の死体は潜入捜査官であると警察が発表しました。

ト:マフィア全員黙って見入る。

男:一晩中かけて埋めたのにそりゃないぜ。見つかるのが早すぎる。沼地を散歩させる犬って、どんなデカい犬なんだよ。

ジャック・ニコルソン:俺は沼に沈めろって言ったんだバカヤロウ!オマエが埋めたのはどこだ? 保険の外交員がフェラさせるデートスポットか!?

字幕ライターの裁量だとは思いますが、まるでジャック・ニコルソンが突っ込みを入れているかのようなシーンです。

他にもバーでディカプリオとマフィアがモメる一コマでは、

ディカプリオ:クランベリージュースをくれ。

男:利尿作用がある。だから生理中の女がよく飲む。オマエ生理か?

という、訳のわからんギャグが混じっています。

生理中だから利尿作用のあるものを飲むという点がよくわかりません。女性なら爆笑なんでしょうか。

ちなみにこの男は次の瞬間ディカプリオにぶっ飛ばされますが、この映画は何と言ってもそのディカプリオが素晴らしかった。

この話は元々マフィアに潜入する方がおいしく出来ているんですが、他の名優達を寄せつけない名演をしていると思います。

警察に潜入するマット・デイモンの方は、アンディ・ラウがやったような冷酷な感じが上手く出ていないので、寧ろアンディ・ラウに負けた感じです。

『インファナル・アフェア』を観ていなければ関係ありませんが。

好みで言えば、その『インファナル・アフェア』の方が好きですが、こっちもやっぱりいい。

特にラストの淡々と殺しまくっていくところなどは、たけし映画のようで凄く良かった。

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2007年6月 8日 (金)

キョン「オレはサム組のバカのキョンだ!」

本当にバカ丸出しの台詞ですが、ハルヒの話ではありません。

『ディパーテッド』が貸し出し中だったので『インファナルアフェア』三部作を借りてきたのです。

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警察に潜入したマフィア、マフィアに潜入した警察の物語。

『Ⅰ』は結果で、『Ⅱ』は背景、『Ⅲ』は後始末って感じです。

三部作にすると大抵、『Ⅱ』の意味が全くなくなってしまうことが多いんですが、『パイレーツ・オブ・カリビアン』みたいに。

このシリーズは『Ⅱ』が一番好きかも。

順を追って話がどんどん複雑になっていくんですが、『Ⅲ』までいくともう、倒錯の世界に入ってしまいます。
説明が少ない分、かえって理解しやすいとは思いますが、ついて行けない人はついて行けないでしょう。

『Ⅱ』は正統派ギャング映画のつくりになっているので、複雑ですが『HEAT』とか、たけし映画のノリで見れます。
実際それらを彷彿とさせるようなシーンもあります。

それにしてもシリーズを通して、役者さん達の存在感が素晴らしかった。

サム親分なんてもう、男の中の男ですよ。『イニシャルD』で拓海の親父やってた警察側の親分とか、『Ⅱ』に出てくるサムの前の親分とか、『Ⅲ』に出てくる保安部の親分とか、みんな一体IQいくつなんですかっつーぐらい頭がいい。

前に「IQ180の駆け引き」なんていうコピーのついた映画がありましたが、こっちの方が遥かに上だと思います。

ちなみに『Ⅱ』のキャストはほとんど『イニシャルD』です。

そんなことはどうでもいいんですが、香港映画はやっぱりいい。

広東語の響きがいい。韓国映画より登場人物の名前が覚えやすい。

香港ノワールと言われる一連のギャング映画が流行ってから格段にレベルが上がったと思います。

最早ジャッキー・チェンが台本なしに思いつきで撮ってた頃とは違います。

ただし一番好きな香港映画は『木人拳』です。

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2007年5月12日 (土)

ベニー「ああいうものを真っ直ぐ見るな」

というのは漫画『ブラックラグーン』双子編で、双子の壊れっぷりを目の当たりにして「誰かが手を差し伸べていれば……」と苛まれるロックに対してベニーが言った一言です。

「でも、そうはならなかった」

「だから――この話はここでお終いなんだ」

ブラック・ラグーン 2 (2) ブラック・ラグーン 3 (3)

今回はまさしくそんな人を描いた映画『モンスター』のお話です。

モンスター DVD モンスター

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環境が悪い、社会が悪い、そんな言葉が負け惜しみでなく、真実になる人達がいる。

良い人ばかりと出会う人がいる一方で、悪い人にしか出会えない人がいる。

選択肢は何一つなく、努力する機会も与えられない。

如何な正論も、公序も良俗も何の役にも立たない。

戦争より生き残る確率は低いんじゃないだろうか。

そんな世界に生まれて、命がけで街角に立ってきた女が、足掻きに足掻いた結果アメリカ史上初の女性連続殺人犯になります。

もう救いようの無い悲劇。

実話に基づいた話ですが、すべて実話だとは思わない方がいいでしょう。

真っ直ぐ見ないように。

せめて死刑制度さえ無ければとも思いましたが、

でも、そうはならなかった。

だからこの話はここでお終いです。

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2007年5月 9日 (水)

グレース「I love you guys.」

この単純な言葉がとても清々しい響きをもって幕を引いてくれる映画
『マイ・スウィート・ガイズ』

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ビンスとシーザーは落ち目のボクサー、古い親友、そしてグレースのことが大好き。

そんな二人がベガスで行われるタイソンの試合の前座を務めることに。

しかも勝った方にはタイトル挑戦権まで与えられるというビッグチャンス。

グレースはグレースで自分の発明品を試合を観に来る投資家達に売り込もうと野望を抱く。

かくして3人はロスからベガスまで旅に出るというアメリカならではのロードムービーに三角関係を絡めた作品です。

見どころはウッディ・ハレルソンとアントニオ・バンデラスの試合。

タイソンが本物。

観客もケヴィン・コスナー、ロッド・スチュアートにあと誰だっけこの人的な有名人がワンサカと本人役で出ていることなどですが、

なんと言っても本当の主役はグレースです。ロリータ何とか言う無名で名前にそぐわないオバサンが演っていますが、コレが本当にイイ女です。

ろくでもない発明を売り込もうとしてたり負け犬感たっぷりなんですが、二人の男に対する接し方が無茶苦茶カッコイイ。粋。大人。

ウダウダしたどっちつかずの腐れ女ではありません。

イライラする三角関係ドラマではありません。

普通なら「有り得ない」「許されない」「納得できない」「ふざけんな」と言われてしまう、

「二人とも好き」という言葉に、本当にそういうことがあるのだと完璧な説得力をもって納得させられてしまいました。

あんたイイ女だよグレース。

みなみちゃんなんて糞食らえだ。

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2007年4月30日 (月)

海兵「これぞ我が銃」

「似た銃は多いが、この一挺こそ我が銃。

この銃なくして我なし。

我なくしてこの銃なし。」

というのは、映画『フルメタルジャケット』の訓練シーンであった有名な台詞ですが、

同じく海兵隊を扱った映画『ジャーヘッド』でも同じ事を言っています。

フルメタル・ジャケット ジャーヘッド

パクったのでなければ、きっと海兵隊の伝統なんでしょう。

この『ジャーヘッド』。最高に面白かった。

斥候狙撃兵という、エリート部隊に入ったにもかかわらず、湾岸戦争に行って一発も撃たずに帰って来た一兵士のお話です。

つまり空爆だけでほとんどカタがついてしまって、歩兵の出番がなかったわけですが、戦闘シーンが無いのに映像の迫力はそんじょそこらの戦争映画を軽く凌駕しています。

油田火災で油の雨が降る中を行軍する姿などはこの世のものとは思えません。

この光景を映像化したのも初めてなんじゃないでしょうか。

ストーリーは大した問題ではないので、私小説を読むように彼らが壊れていく様をじっくり見て下さい。

戦闘が無くても戦争の狂気は恐ろしいみたいです。

ちなみにワタシのお気に入りは、ラッパーばりの演説をかます将校です。

ただしコメディではありませんよ。

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2007年4月 1日 (日)

シュワ「俺はヤツとは違う」

どのツラ下げてそんなことが言えるのか、全くもって不思議でならない映画、
『コラテラル・ダメージ』

コラテラル・ダメージ 特別版 DVD コラテラル・ダメージ 特別版

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この映画は本来、「何がテロリストを作るのか」という、実に深い要素をテーマに含んでいたはずなのですが、シュワルツェネッガーを使ったせいか、ただのマッチョヒーローの話になってしまいました。

大嫌いな映画です。

テロリストに家族を殺された男。しかも政府当局は何もしてくれない。
だから自分で復讐する。

ところがいざそのテロリストに会ってみると、その男もアメリカ兵に娘を殺され、政府が何も出来ないからゲリラになったと聞かされる。

ここまではいいんですが、このムキムキのオッサン、

「俺はヤツとは違う」とか言い出しやがる。

コイツ・・・。

じゃあ何か?その復讐のために殺してしまった雑魚兵のことは、「正当防衛だ」とか言うつもりだったのか?

それこそコラテラル・ダメージだろが。

一方的な論理で復讐されてしまったヤツの身内は?
「法に則ってるから」などという理屈で我慢しなきゃいけないのか?

それもコラテラル・ダメージだろが。

しかもこのオッサン、最期ちょっとイイ感じになってた美女が黒幕と分かるや否や、火はつけるわ、髪の毛つかんでボコボコに殴るわ、感電させちゃうわ、
しかもその旦那の目の前で。

こんなことされたらどんな理由があっても、神も殺すとばかりに憎むでしょう。

その旦那もボコボコにした挙句、斧でグッサリ。

一番悪いヤツは一番残虐な方法で殺す。アメリカ映画の王道パターン。

劇中、最も残虐な方法で殺しておきながら、
「子供は引き取りますから、ホラ、ぼくって正義の味方」って感じの終わり方。

スッキリするように作ってるが、これを観てアメリカ人はスッキリするのか?

ホントにキャーキャー言ってんのかな。

自分一番か?

周りどころか自分も見えてないんじゃないのか?

本当に大嫌いな映画です。

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2007年2月 4日 (日)

マイケル・ムーア「米国は何が違うんだろう?」

これは映画『ボウリング・フォーコロンバイン』の中でのマイケル・ムーアの言葉です。
今さらですが昨日、スカパーで『華氏911』と二本立てでやっていたので観てしまいました。

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マイケル・ムーアは極端な批判をする人で、『ボウリング・フォー・コロンバイン』も銃規制を訴えるだけの映画。という認識があったので、今まで観る気がしなかったんですが、どうやらワタシの認識は間違っていたようです。

ちゃんと真実を追究している映画でした。

銃規制を訴えているのも確かですが、それだけではありません。その手の団体は「銃が簡単に手に入るから事件が起こる」という主張を繰り返すんですが、映画ではカナダ、フランス、ドイツなどと比べてその点を否定します。

カナダもヨーロッパ諸国も狩猟の伝統があるので、米国並みに銃が手に入りやすい国々だと。
加えて暴力や征服の歴史も米国より深くて長い、自衛の意識はみんな持っていると。
ハリウッド製の暴力映画や日本製の暴力ゲームもよく流行っていると。
むしろ米国よりその辺の規制は緩かったりすると。
失業率なんてカナダは常に米国の二倍はあると。

なのにこれらの国々で起きる射殺事件は年間二桁か、多い国で三桁に届くかどうか。

然るに米国では年間一万件以上。

では一体、これらの国々と米国では何が違うのか。というのがこの映画の主題でした。

ただいたずらに「銃は悪」と決め付けている訳ではありません。

日本ではアメリカの情報はよく入ってきますが、その他の国々のことはあまりよくわかりません。なのでこの比べ方は新鮮でした。カナダでは家に鍵もかけないそうです。

この「違い」をムーアは徐々に明らかにしていきます。

マリリン・マンソンとのインタビューでマンソンがこう語ります。
「ニュースを見ればいつだって事件や犯罪の報道をして、これに気をつけろ、あれに気をつけろ、ナントカの危険があるだの言って恐怖をあおる。CMに入れば今度はこれに投資しないと損するとか、これを食わないと健康にならないとか、ニキビがあると女とヤレないとか言って不安をあおる。こんなもんを毎日見せられてれば誰だっておかしくなるさ。」

この引用は適当で全く正確ではありませんが、なんかこんな様な事を言っていました。

テレビなんてどこでもそうだろうと思っていたら、どうもカナダではそうではないようです。ムーアが取材に行っていました。

差別意識も少ないらしく、デトロイトから遊びに来ていた黒人男性が「米国にいるより気が楽だ」と言っていました。友達がその米国に移住したというおばさんは「みんなすぐ怒るから怖いって言っていたわ」という話をします。

なるほど。

テレビに限らず、恐怖や不安をあおっておいてこうすれば安心、と訴えるのは広告宣伝の常套手段です。むしろそれをやっていない他の国が不思議です。

どんなに冷静で頭のいい人でも追い込まれれば間違いをおかします。変な壷だって買ってしまいます。

やってる方は追い込む気も騙す気もないんでしょうが、結果としてありもしない恐怖や不安が社会全体に蔓延することになる。そうやって知らず知らず良い肩書きを持ったまま追い込まれた有識者や専門家達が思考停止して、また余計なこと言って拍車をかける。

なんてこった。まさしく今の日本の姿じゃないですか。

先日新聞に載っていたコラムですが、『無責任な非常識コメント』と題されたそれは、『とくダネ!』で、ビートルズのナンバーを無断で生演奏していたバーに罰金が科せられた、という一件に対しコメンテーターの女性作家が「これはちょっとかわいそう」とした発言をそれはもう、パンッパンに叩いていました。

曰く、「無責任、非常識、世間知らず、認識音痴、開いた口が塞がらない、同じ芸術家の言葉か」などと言う、お上品な罵詈雑言の数々。
さらに「作家はささやかな印税で暮らしているのに」ときた。

ビートルズが?

いやはや、開いた口が塞がらないとはこの事です。

“無断で生演奏”というのはつまり、著作権使用料を払っていないということで、これはカラオケ店などにも課せられる通称“印税”と税金でもないのに税と呼ばれるほどあこぎな徴収をする契約です。

特許使用料と内容はほとんど同じ。

ちなみにこれは売れても売れなくても出版物が発行された時点で作家に入ってきます。
もちろんそれ以前に作品が完成した時点で原稿料とか作曲料といった報酬が支払われます。
ワタシは常々作者にわたる報酬はこれだけでいいんではないかと思っています。
売れる見込みをこれに還元して、つまり色つけて最初にそれなりの報酬を支払って終わりと。そうすれば著作権のとっくに切れたクラシックのCDみたいにバカ安で販売できるんではないかと。
カラオケ店やピアノバーが自由に楽曲を使用してくれた方が、世間に広まるのも早いし、客の耳や目が肥えれば芸術の発展にも寄与するのではないかと。
ワタシはいっそ盗作も許可制でなく、報告の義務ぐらいにしてもいいんじゃないかと思っています。
今は音楽ならメロディにしか著作権保護はかかりませんが、編曲や再編集のオリジナリティをもっと評価してもいいと思います。

無茶な事を言っていますが、つまりこの一件は著作権はじめ、知的所有権のあり方そのものに疑問を持つべき問題なんじゃないかと思うわけです。
厳格な保護や使用料の徴収が果たしてその分野の発展に寄与するのか、それとも阻害しているのか。

最近の法案にはゴチャゴチャ言うくせに、最早当たり前になってしまった法律には、
「きまってるモンは守らなきゃダメ!」とでも言わんばかりの思考停止状態。

とてもジャーナリストの姿勢じゃない。

ワタシも小難しいことを賢しらに書きましたが、別に専門的な知識があるわけじゃありません。下調べもしていません。
ふと思ったことをうろ覚えの知識に乗っけて、漢字多めに書いているだけです。

こういう書き方をすると、きっと誤解する人がいることでしょう。
きっと著作権問題なんかに興味の無い人ほど誤解することでしょう。

ただ「そうなんだ」と。

嘘ですよ。ワタシが知ってることに確かなことなんて何一つないですよ。

やっぱりいい加減な知識や妙な誤解を抱かせるよりは「ちょっとかわいそう」ぐらいで済ましといた方が良かったかもしれない。

そんな室井裕月さんを応援します。

映画の話に戻ります。

『華氏911』の方でも結論は同じなんです。

政府やマスコミが大衆の恐怖心や不安感をあおりにあおって開戦を認めさせたと。

9・11後のアメリカ市民はまさしくヒステリー状態でした。
イラク攻撃にはさすがに疑問を持ったようですが、アフガンの時はもう、集団催眠にでもかかっているかのように、議会も大衆も「やっちまえ!やっちまえ!」のシュプレヒコール。
日本で似たような催眠にかかっていたワタシもシュプレヒコールをあげていました。
未だにアフガン攻撃の賛否は問われていません。

アメリカ人は伝統的に自国の兵が死なないと反戦活動はしない。
政府もその辺はわきまえて、必ず空爆で先に皆殺しにしてから地上軍投入という戦法を取ります。最近は空爆する機体まで無人化する始末。
「息子を失った」と嘆く母親も、どっかりとソファーに座って他の大勢の家族に囲まれながらインタビューに答える。
耐震偽装マンションを買ってしまい、今後の生活の不安をバカでかい液晶TVの前で語る人のインタビューを観てる気分です。

うすら寒い。そりゃ大変だろうけど何やらうすら寒い。

きっとアメリカ人が世界一平和ボケしてるんでしょう。

それはともかく、日本がこれ以上アメリカ化するのは本当にまずそうです。
こうして見ると、テレビも商品のプロモーションの仕方もアメリカそっくりになって来ています。
ワタシがこの映画を単純な銃批判やブッシュ批判の映画だと思っていたのも、そのせいでしょう。
おすぎさんぐらいはまともな批評をしていそうですが、あの人は時々何を言っているのかわからなくなるので、ワタシの記憶にありません。
あるいはワタシ自身すでにどうかしていて、まともな情報を無視するようになっているのかもしれません。

新聞記者までが思考停止し出しています。
納豆で痩せると言われて、真に受けて買占めに走る人がいます。
それが嘘だと分かり、猛抗議する人がいます。

商品の宣伝で大げさな極端なことを言うのは仕方ないところもあると思うんですが、それに対する大衆の反応までもが一々極端でヒステリックになっている。

なんだか気味が悪いですよ。

小泉前総理のやり方もこんな感じで、当時は分かりやすくていい、なんて思ってたモンですが、あのアメリカ大統領みたいな極端なやり方はかなり危険を含んでいるように思えてきました。

太田総理が常々警鐘を発しているのも、きっとこういう事なんでしょう。

こわいこわい。

ぼちぼちカナダへの移住を考えておきましょう。

フランスかドイツでもいい。

もうちょっと暖かい所がいい。

でも暖かいところのメシはあんまり美味そうに思えない。

ゴキブリとかもデカそうだ。

悪魔の申し子みたいなゴキブリがいそうだ。

だから・・・・・・・・・東京?

いやいや、

いやいや、

そうじゃなくて。

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2007年1月21日 (日)

校長「女は見知らぬ男なら許す」

というのは過激なセックス描写が話題の映画『ロマンスX』において、主人公マリーが働く小学校の変態校長が語る台詞です。

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変態校長が言うには、
「命がけで愛してくれる男や尊敬してくれる男は焦らし、拒む。」

「だから女に愛されるにはレイプしかない。」

と、なんだかよく解らない結論を出すんですが、「見知らぬ男には体を許す」というのは少し解る気がします。

レイプした経験はありませんが、見知らぬ男になった事があるので。

しかしこの映画で理解出来たのはその辺ぐらいで、あとはほとんどよく解りませんでした。

物語は、小学校教師マリーがセックスレスの変な男を愛してしまい、その代わりなのか何なのか色んな男とセックスする話です。

その間、マリーが私小説的な一人語りをもって女の心理を語るんですが、その語ってる事とマリーが実際にする行動との一致点がよく解りません。

レイプされたいと言って、されてみたら泣き出したり、縛られたいと言って、縛られたら泣き出したり。

心と体がバラバラ。むしろこれが女の多面性なのかもしれませんが、いずれにしろ、男には難しい映画です。

女の人はきっと大いに共感出来るんでしょう。監督も女性だし。

「大抵の女は性格を全然持っていない」というのはポープの『モラル・エッセイズ』からの言葉です。

もう一本。

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こちらも過激なベッドシーンで話題になった映画。本国仕様の無修正版では、ホントにフェラチオして、ホントに挿入して、ホントに射精しています。

ちなみに『ロマンスX』でも無修正版ではホントにフェラチオしてるのが確認できます。

こちらはライブ1曲にセックス1回というのを9回繰り返す、ただそれだけの映画です。

何も象徴させず、何も語らず、ただ純粋に一つの愛の形を当たり前に描いてみたという、実にシンプルですが、完全無欠の恋愛映画です。69分と短いですが、何の過不足もありません。

また9曲のブリティッシュロックがエライ格好良い。

『ロマンスX』とは対照的に誰でも共感出来ると思います。

この、「当たり前さ」を映画では規制などのために避け、セックスを擬似でやってしまうがために、話の流れでは自然でもどこか象徴的に見えてしまう。二人の親愛が観客にまで伝わりきらない。

これは特典映像でマイケル・ウィンターボトム監督が語っていたことです。

言うまでもなく、ワタシはこっちの方が好きです。『ロマンスX』もいい映画だとは思いますが、ワタシには難しすぎます。

ちなみに両方の特典映像でそれぞれの監督が語っていましたが、二人とも大島渚監督の『愛のコリーダ』に影響を受けたそうです。日本では大問題になって改変されてしまいましたが、オリジナルのまま放映されたヨーロッパでは評価が高いみたいですね。

観た事ないので今度観てみます。

ところで。

この二本両方に言えることですが、日本版では当然ボカシが入ってしまうので、その点では思いっきり興ざめしてしまいました。(『愛のコリーダ』も日本版はまだボカシ入りらしい)

何だか突然作品の世界から追い出されたような気がしてしまいます。

いい加減解禁してくれませんかね。

だいたい、AVでもアナルはOKで性器はダメというのも訳がわからん。

映画では勃起前は良くて、勃起中はダメらしい。

一体、何を守りたいんでしょうか?

ヘルスで本番はダメなのにアナルファックはOKとかも。

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2007年1月20日 (土)

コルヴィナス「我々は自然の気まぐれの産物にすぎない。世界は人間のものだ。」

というのは、映画『アンダーワールド2』において、最初の不死者とされる、なんとかコルヴィナスさんが言っていた台詞です。

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映画はこのコルヴィナスさんの二人の息子がそれぞれ吸血鬼と狼男の祖となり、その二勢力の戦いを描いています。

これがなかなか面白かった。というかもう、ケイト・ベッキンセールが美しすぎます。

真っ白い顔になんだか色々と色が変わる瞳、ピチピチのボディスーツにハイヒールで毛むくじゃらの獣を蹴り倒すという、M男の夢がてんこ盛りの映画。

というような所に目を奪われがちですが、ストーリー構成も良く出来ていますし、吸血鬼モノの哲学もなかなか面白いものがあります。

元々完結させるには続編が必要という作品だったんですが、それは一作目の興収次第ということになっていたらしく、一作目はそれで完結でもおかしくないつくりになっています。

スターウォーズとかパイレーツオブカリビアンとは違い。

そして晴れて二作目ということになっても、序盤に前回のあらすじ的なくだりがちょっとあって、前作を思い出すのも容易になっていますし、前作を見ていなくてもなんとなく分かるようになっています。

こういう中途半端な事をすると、作品自体が崩れそうなモンですが、この監督は相当な編集センスを持っているらしく、テンポも崩さず、とても自然な仕上がりになっています。

そして今回の表題の台詞。

不死身モノは昔から好きですが、その設定等は作品によってだいぶ違うものです。この「何で不死身か」という事の説明で大抵グダグダになるんですが、この作品では一言で済ませてしまいました。

見事です。

本当にそれ以上の説明は要りません。

やれ寄生虫が体を復元するだの、一つの時代に一人の夜叉鴉だの、もうそんなことはどうでもいいんです。

たまたまです。

時代に果たすような役割も特に負っていません。

だからこのオッサンは妙にやる気がありません。

鳴り物入りで出てきた最後の謎の人物だったんですが、

「もー、どーだっていいんだよ」みたいな態度をとります。

息子達は生存権を賭けて必死に戦っているんですが、

「死ねるもんなら死にてーんだよ」ぐらいの態度をとります。

実際、自分が不老不死の体を得て、何百年も生かされたとしたら、本当にこんな気分になるだろうな、と思って観ていました。

そして今に生きる老人達を思い、

「オレ、ひょっとして死なねぇんじゃねぇかな?」

とか思ってるジーサン達はいないのかな?なんて考えてしまいました。

比較的元気なまま、100歳を迎えたら思いそうじゃないですか?

大体「いつお迎えが来てもいい」なんつってるジジイ達が本当に自分が死ぬと思っているとは到底考えられないんですよね。

なんせ病院の待合室でそう言ってるんですから。

無限の住人 20 (20) 夜叉鴉(1)

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2007年1月10日 (水)

スタッフ「車は全部後輪駆動にしました」

というのは映画『ワイルドスピードX3』の特典映像において、カーコーディネーターのおっさんが語っていることです。

つまりドリフトしやすいように四駆のランエボも後輪駆動に改造したという意味です。

なんだ。

やっぱりそういうの、出来るんだ。

ワタシはべつにドリフトなんてしませんが、FRの方が乗り心地もいいし、運転しやすいから好きです。

でも最近の車はFFばかり。

車内空間を広く取るのが狙いらしいんですが、おそらく雪国用なんでしょう、必ず四駆バージョンもラインナップされています。

ということは、エンジンから後輪までプロペラシャフトが通っているということ。

だったら前輪のドライブシャフトを外して後輪駆動にしちゃえばいいのに。

なんて常々思っていたんですが、やはりそういう事も技術的には可能なようです。

コストがどんぐらいかかるかは知りませんが、そんな車作ってくれませんかね。

今日は映画ではなく車の批評でした。

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2007年1月 3日 (水)

フランス「よき批評家は傑作の間における彼の魂の冒険を語るところのひとである」

とは、アナトール・フランスの言葉ですが、よく解らないのでいつも通りの批評です。

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おすぎさんが、「なんでこんな普通の映画になっちゃったのかしら」と痛烈に批判していましたが、全く同感です。

そもそも、本の出版時と劇場公開前にナショナル・ジオグラフィックチャンネルで何日も特集番組を組んでいて、しかもそれをつぶさに観てしまったので、最期に映画といのも、今さら、という感じがしてしまい、一通り興味が失せてしまっていたのも事実です。

でもその辺をさっぴいて観ても、なんだか普通の映画です。

『眠れる森』だったか『空から降る一億の星』だったかもそうでしたが、謎がコレといって気にならないミステリーは致命的です。

謎の引っ張り方は民放のものも含めて、特集番組の方が上手かった気がします。

大体、トム・ハンクスに小洒落た学者の役はハマりません。

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おすぎさんが、「今回のジョニー・デップも悪い」と、本当は大好きなのに涙を呑んでプロとして痛烈に批判していた作品。

ジョニー・デップはどうか知りませんが、作品としては前の方が良かったと思います。

怪物が出てきたり、ちょっとファンタジー部分がインフレ状態に入ってしまっているので、なんだか引いてしまいました。

海賊らしさ、というか、当時世界で唯一民主的な組織を作っていたという、その辺の歴史的海賊観みたいなものをうっすら期待していたんですが、もちろんそんな映画ではありません。

ディズニーというかジブリです。

日テレです。

金曜ロードショーです。

「またラピュタかよ」のノリです。

そんな展開に飽き飽きしていた頃に観たラストシーン、

「えっ?」

「続くの?」

(こんなに面白くないのに)

(やっと終わりだと思っていたのに)

三部作にしてしまうと真ん中の作品の価値は最終的に皆無になります。

それを見せられた時間を返せ。

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