ウォンカ「何かしようとすると家族が必ず邪魔をする」
チャーリー「心配してるんだよ」
ワタシ「それはつまり『心配』という親自身のストレスを解消しようとしてるに過ぎず、必ずしも『子供のため』とは限らないぞチャーリー」
とテレビに向かって突っ込んでしまったジョニー・デップの映画『チャーリーとチョコレート工場』
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チャーリーとチョコレート工場 [DVD] 販売元:ワーナー・ホーム・ビデオ |
自分のことしか考えないのはお互い様なんですが、992円だそうです。どうでもいいですが安いですね。
なにやらファンタジックなチョコ工場に五人の子供が抽選で招待されて見学に行くお話。その中から一人だけ特別賞が貰えるんだそうな。
地球を救う為に集まったチームが都合よく一人ずつ減ってくパターンなのかなと読んだのは秘密です。
そういう感じではなかったものの、一人目が脱落した時に「うわぁ、このパターンで全員分やんのか」といきなりうんざりしてしまった感じは『バトルロワイヤル』に似ていました。
まあそんな感じで進んで行ってハッピーエンドにおさまるわけですが、なんか嫌な気分が残るんですよね。
表題にした家族神話的まとめ方もそうなんですが、脱落していく4人の子供達がなんか可哀相で。
確かに嫌なガキばっかなんだけども、嫌な奴ってのは孤独と引き換えに先に一歩進む奴なんじゃないかと思うのです。
その恩恵を寄り集まって暮らしてる我々小市民が受けてるんじゃないかと思うのです。
その代わり富と名声を嫌な奴に認めてるんじゃないだろうか。
そして孤独じゃない代わりに、富と名声がないことを我々は納得しているんじゃないだろうかと。
徳の高い、理想的な人間もいるにはいますが、なかなかそこまでいけるもんじゃないし、不完全な我々が全てを手に入れようというのはやはり傲慢でしょう。
対価を払うように犠牲を払わなければならない。
そうやって犠牲を払って生きている人は、例え嫌な奴でもそう馬鹿にしていいもんじゃないと思います。
絶対友達にはなりたくありませんが。
この映画、なんとなくそういう毒を確信犯的に含ませているような気もするんですが、偶然そうなっただけかも知れません。
深読みしすぎですかね。
いずれにしろ、子供にはいい映画なんでしょう。でもこれを観て素直に感動する大人はちょっと危険だと思います。
あと、
寝たきりの老人を4人も抱えていることで若夫婦の生活が圧迫されているのにもなんか切なさを感じました。
寝たきりの老人を長生きさせるために、若者が死んでいく現代の状況はどうしようもなく不条理過ぎて泣けるんです。
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