つーるとかーめがすーべったって結構恐ろしい意味なんじゃ……
……なかろうかとかそういうことは置いといて、
ある日、封も開けていない折り紙の束を実家で見つけて、そのサイズが千羽鶴用なのか小さめのメモ用紙みたいなものだったから、じゃあメモにでも使おうかとブロックメモ状にPCの横に積み上げていたんだけれども、長い動画なんか見てる時には自然とそれに手が伸びて一羽鶴を折ってしまうのは日本人の性なのでしょうか。
しかしながら、他にも折ってみようと種々の折り方思い出そうとしてみたものの、思い出せない。
鶴は思い出せたのに思い出せない。
幼少の時分はそれはもう種々様々なものを折っていた筈なのに、結局鶴以外は覚えていない。
それはそうだろう、何十羽も半強制的に折らされたのは鶴だけなのだから。
それは勿論、何かどうでもいい病気で入院した、口もきいたことのない陰気なクラスメイトの為。
そうだなあ、かえる何十匹も折ったって気持ち悪いもんなあ。
でもそうか、何十個も折って投げ合った手裏剣なら覚えてるなあなんて物思いにふけっているとふと思う。
なぜ鶴だったんだろうかと。
いやそうか、鶴は千年だから千羽鶴か。
亀なら万年だけれども歩みが遅いから見舞いには向かないのかそれとも一万折るのはさすがに無茶だからか。
とか思って。
でもまあそういや亀折った覚えもないな、折り方はあるのかなあるんだろうなとかも思って。
ちょっと調べてみたら成る程亀の折り方も何種かあって、それぞれ折ってみたんだけれどもどうもしっくり行かない感じがして。
なんかねえ、どれもこれも工程が複雑すぎたり簡単すぎたり、出来栄えがあんま亀っぽくなかったりして納得いかんのですよ。
ハサミ入れちゃダメだろとか思っちゃって。
でもそういう風に見だすと他の猫やら犬やら花や何かもどうも造形的にどうだろうという風に見えてきてしまうもので。
そう思うと鶴の完成度はすごいなと。
易しすぎず難しすぎず程よい達成感があって、且つあの抜群の造形美を持っておられる。
凛として涼やかに羽を広げてたたずんでおられるお姿が何とも言えません。
これ考えた人、天才だなと感じてしまったというどーでもいい話。
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