最新刊は15巻ですが。
あえて14巻の話をしましょう。
時は幻の昭和70年代、限りなく名古屋っぽい地方都市・綾金に年齢不詳の美女・美少女が集まる警備会社があった――。
ということでその警備会社に普通の兄ちゃんが転職してくるところから物語は始まり、美少女達と力を合わせ、ボウガン、バタフライナイフ、メリケンサック、銃、手榴弾、対戦車ライフル、それにデジタルで起爆する謎のお札等々を駆使して敵と戦っていくお話でして、
ガンマニア、アクション映画好きには御馴染みの作品なのですが、
その敵というのが化け猫なのです。
これに出てくる化け猫は人間に化けているのは勿論ですが、高度にデジタル化されていて、携帯電話を使って移動したり、どこのPCでもサーバーでもハッキングすることが出来る、つまり「情報そのもの」と位置づけられています。
この化け猫の存在、それに対する「神楽」という警備会社、さらに厚生省の特務機関を通して事件に介入してくる日本政府。
これらについて、何がどうなってそういうことになっているのか長らく伏線だけで謎のままだったのですが、14巻からその辺解明されてく感じになっているのです。
が、その14巻。
なんか難しくてよくわかりません。
連載本誌の方ではすでに第二部に入ってるらしくて、進展してるようなのですが、単行本時間でみると、なんとも難しくって理解しづらい。
もうちょい待った方がいいのは確かですが、とりあえず14巻だけで考えてみると、
昭和51年、まず「黒猫」と名乗るボス猫に率いられた一派がテロを起こす。
それに対処すべく政府の秘密機関が当時ただの警備会社だった神楽に接触し、神楽を通して事態の沈静化を図る。
ところが神楽の社長は黒猫とも接触、ある種の契約を交わす。
この契約というのが一応説明されてはいるのですが、結局なんかよくわかんないんですよ。
目的は人間と化け猫で冷戦構造を構築して、その鍵となる神楽社長の一家を化け猫からも政府からも守ろうということらしいのですが、
どういう構造で社長の一家が鍵となったのか、結局何と何を取引したのか、この契約が政府にとって好ましかったのかそうでなかったのか、よくわかんないんです。
黒猫が失踪したことで神楽も抹殺しようという流れになるのなら、神楽を先に抹殺しても黒猫の立場はなくなるはずだし、
うーん、政府が得た恩恵が何かあるはずですが、その辺まだ詳しく描かれてないんですよね。
謎を残しときたいのもわかりますが、過去篇で説明に入るなら各勢力の立場をはっきりさせる為にももう少しはっきりした説明にして欲しかった。
登場人物だけが納得してて「千枝子さん達は我々の保障か!!」なんつー台詞が断片的にあがってくるから……
ん?
神楽が存在し続ける限り、政府に対するテロは起きないってことなのかな?
んー、でもそれだと黒猫失踪で神楽は単に用済みになるだけで殊更消さなきゃいけないわけでは……
まあ、
いいか。
16巻以降で進展してるのを期待しましょう。
こんな説明では何のことかさっぱりわからなかったでしょうから一遍マンガ喫茶ででも読んでみてください。
面白いのは確かです。