ワタシとしては大変面白く観させて頂いた『大日本人』がなぜか今さらメタクソに叩かれております。
なんでも最近になってアメリカで再公開されたそうで、
『「日本文化の恥」とまで言われた作品をなんで今さら』だの、
「映画の体をなしていない」だのと、なんかそんな感じで無茶苦茶言われています。
「日本文化の恥」なんていつどこで言われてたんだろう? まったく記憶にありません。
日刊ゲンダイの記事なんですが、そこに引用されている謎の映画記者の言い分をさらに引用すると、
「松ちゃんのファンやマニアックな映画ファンが中心でしたが、それなりの数字が残せたのは所属の吉本の全面バックアップがあったからです。
すさまじいばかりの大PR作戦で、あらゆるメディアを総動員して
“松本の初監督作品”をあおりまくりましたからね。
内容はもうデタラメというしかなかった。
ストーリーをはじめ、いったい何をいいたいのか、主人公や登場人物に何の意味があるのか、すべてがめちゃくちゃ。
大PR作戦の片棒を担いで、こんな映画を評価していいのかと我々記者仲間の間でも声が上がりました」(映画記者)
というわけで。
ワタシなんかには『ごっつ』育ちなだけに何がいいたいのか、何の意味があるのかよくわかって楽しめたんですが、
『ごっつ』観てない人にはわかんないかもしれないとは思いました。
だからこの映画記者の批判もよくわかります。
でも、
じゃそん時言えよと。
公開当時に言ってくれよと。
なんだってあんなビミョーな、良いのか悪いのかよくわかんない評判になってたのか。
賛否両論以前に「めったなことは言っちゃいけない」みたいな雰囲気が確かにありました。
松本人志やビートたけしが何か新しくて変わったことやると往々にしてこの雰囲気が流れます。
事務所が怖いとか圧力が怖いとかいうより、天才を無闇に批判すると後で評価が上がったときにバカをみるから、みたいな感じです。
商売なら提灯記事ぐらい当たり前とは思いますが、今言えるなら別に最初から言ってても大して違わないんじゃないですかね。
どうせブログや掲示板で叩く人はいるわけだし。
営業妨害になるのはDVDを売ってる今言ったって妨害は妨害だろうし。
これじゃ選挙のときだけいいこと言う政治家と一緒だし、
選挙のときだけ何も言わない報道とも一緒だろうし。
そういうことをよく言ってる太田総理は匿名掲示板について、
「みんな口調が一緒なのが気持ち悪い」とか言ってましたが、
この手の記事によく引用される謎の専門家達の口調もみんな一緒で気持ち悪いですね。
本当に存在するんでしょうか。